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'''電気素量''' (でんきそりょう、[[:en:Elementary charge|{{Lang|en|Elementary charge}}]])
その大きさは、[[陽子]] '''素電荷'''(そでんか)、'''電荷素量'''ということがある。一般に記号 '''e''' で表される。
[[原子核物理学]]や[[化学]]では粒子の[[電荷]]を表すために用いられる。
現在では[[クォーク]]の発見により、素電荷の1/3を単位とする粒子も存在するが、[[クォークの閉じ込め]]により、通常の実験室では取り出せず、素電荷が[[電気量]]の最小単位である。
また、さらに小さな値を単位とする粒子が発見される可能性もないとはいえない。
[[素粒子物理学]]では、[[電磁相互作用]]の[[ゲージ理論|ゲージ]][[結合定数 (物理学)|結合定数]]であり、相互作用の大きさを表す指標である。
[[1909年]]、[[ロバート・ミリカン]]が電気素量を精度よく測定した。その時の計測値は、1.592×10<sup>-19</sup> クーロンだったとされる。
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== 参考文献 ==
* {{Cite book|和書
|author=西条敏美
|title=物理定数とは何か-自然を支配する普遍数のふしぎ
*R.A.Millikan, "The Isolation of an Ion , a Precision Measurement of Its Charge, and the Correction of Stokes's Low," .[http://dx.doi.org/10.1103/PhysRevSeriesI.32.349 Phys. Rev. (Series I), Vol.32(4), (1911) pp.349-397]▼
|series=『ブルーバックス』B-1144
|publisher=講談社
|date=1996-10
|isbn=4-06-257144-7
}}
* {{Cite journal
|author=R.A.Millikan
|title=On the Elementary Electrical Charge and the Avogadro Constant
|url=http://dx.doi.org/10.1103/PhysRev.2.109
|journal=Phys. Rev.
|volume=2
|issue=2
|year=1913
|pages=pp.109-143
}}
* {{Cite journal
|author=R.A.Millikan
▲
|url=http://dx.doi.org/10.1103/PhysRevSeriesI.32.349
|journal=Phys. Rev.
|series=Series I
|volume=32
|issue=4
|year=1911
|pages=pp.349-397
}}
[[Category:電磁気学|てんきそりよう]]
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