「ハト派」の版間の差分

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[[日本]]の[[自由民主党 (日本)|自民党]]においては、歴代総裁では[[石橋湛山]]・[[三木武夫]]・[[鈴木善幸]]・[[宮澤喜一]]・[[河野洋平]]がその代表格とされ、現役の政治家では[[加藤紘一]]・[[古賀誠]]などがハト派に分類されることが多い。ただし政党単位のタカ・ハト分類では自民党がタカ、[[民主党]]・[[公明党]]・[[日本共産党|共産党]]などがハトとされることが多い。
 
日本国内では現在ではそれほどでもないが、[[護憲]]勢力などが強大だった1980年代以前は、もっぱらタカ派がレッテル貼りで使われたのに対し、ハト派は「[[平和主義]]者」などのポジティブなイメージを伴って用いられた。1990年代後半以降は、[[社会主義]]陣営の崩壊や日本社会の保守化傾向に伴って、保守勢力からは「[[左派]]」、[[右翼]]勢力からは「[[売国奴]](ハト派は[[利権]]絡みで中国・北朝鮮などの外国に媚びているという主張に基づく)」といったレッテル貼りをハト派が受けることも少なくない(もっとも、ハト派の側からも「タカ派はアメリカに媚びている」というレッテル貼りがなされる)。なお、本来は右派・左派と、タカ派・ハト派は別のものである。実例として、[[1940年]]頃の[[アメリカ合衆国]]では、右派に属する[[共和党]]の[[孤立主義]]者が[[第二次世界大戦]]への介入に反対するハト派であり、[[ニューディール政策]]を実行した左派である[[民主党]]の[[フランクリン・ルーズベルト|ルーズベルト]][[アメリカ合衆国大統領|大統領]]が第二次世界大戦への介入を進めたタカ派であった。
 
==関連項目==
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*[[非暴力]]
*[[過激派]]
*[[非武装中立]]
 
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