「ライカ (犬)」の版間の差分

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===犬種に関する憶測===
「ソ連は世界初の栄誉を「国産固有種の犬」で飾りたかったがために犬種偽装報道をしていた」とする説があるが、ソ連文化省は1958年に「ライカの系統は'''残念ながら'''明らかでない」と述べている、と日本では朝日新聞社が記述している。ただし何度も注釈されているように、この朝日新聞社の記述は、同社の一貫した報道姿勢と同様、全く信憑性が無い。この説は例えばジョアン・フォンクベルタ著の『スプートニク』でも見ることができる。なお、ジョアン・フォンクベルタ著の『スプートニク』はフィクション作品とされているが<ref>『スプートニク』ジョアン・フォンクベルタ著、スプートニク協会著、管啓次郎訳、筑摩書房、1999年、p.204<br>「本書『スプートニク』は解説を除き、すべて作者ジョアン・フォンクベルタによるフィクション作品です」</ref>、該当部分から引用する。
{{cquote|宇宙飛行ではいつものことだが、政治的=技術的な二重の要素が考慮された。(1) 全世界の、特に子供達を夢中にさせるような、かわいくて写真うつりのいい犬を選ぶこと。そしてそれはロシア原産種でなくてはならない<ref>『スプートニク』ジョアン・フォンクベルタ著、スプートニク協会著、管啓次郎訳、筑摩書房 1999年、p148</ref>。}}