「チェスターフィールドコート」の版間の差分

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[[File:Chesterfieldcoat oct1901.jpg|thumb|right|チェスターフィールドコートを着た男性。特に一番右側の男性のようなボタンが見えない仕立てを[[比翼仕立て]]という。]]
== 概要 ==
'''チェスターフィールドコート(Chesterfield coat)'''とは、[[外套]]の一種である。丈はやや長めが基本であり、膝程度が一般的である。見た目は[[フロックコート]]や[[背広]]に近い。19世紀に、'''チェスターフィールド伯爵'''がはじめて着たのが最も有力な由来とされる。特に[[ヴィクトリア朝|ヴィクトリア時代]]下のイギリスでは、男性の外套として流行した。
現在の日本では、[[礼服|フォーマル]]として着ることはもちろん、ビジネスやカジュアルとしても着こなすことができるので、非常に人気があるコートの一種になっている。
正式なものは、[[ボタン (服飾)|ボタン]]が見えないような[[比翼仕立て]](隠しボタン)と呼ばれるもので、上[[襟]]は[[ベルベット]]仕立て[[ラペル]]は[[拝絹]]の物があるが、一般的には、シングルまたはダブルの打ち抜きで襟も共布になっている。