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センニンソウ属は[[北半球]]に広く分布している。クレマチスの[[原種]]は約300種類存在すると言われ、[[日本]]をはじめ[[中国]]、[[ヨーロッパ]]、[[ニュージーランド]]、[[アメリカ合衆国]][[テキサス州]]など世界各地に分布している。
 
[[花弁]]をもたず、花のように変化した[[萼]]を持つ点が特徴で、原種は花も小さく、花色も限定される。[[種子]](実際は[[果実]])は先端に[[鞭]]状の突起があり、その表面に多数の[[綿毛]]をはやす。[[葉]]は三出複葉か二回三出複葉で、つる性のものでは[[葉柄]]は他の植物の[[茎]]などにやや巻き付き、掴むような感じになって茎を固定する。
 
日本産のものは、[[ボタンヅル]]、[[センニンソウ]]、[[ハンショウヅル]]、[[カザグルマ]]等がある。ボタンヅル、センニンソウと呼ばれるものは小型の白い花を多数着ける。ハンショウヅルは[[釣り鐘]]型の花を少数着ける。これらではなく、カザグルマのように大柄の上向きに平らに開いた花をつけるものが鑑賞用に喜ばれ、人工交配品による種も作られている。[[交配]]は原種をもとに何世紀にもわたって続けられ、現在では2,000種を超える交配品種が生み出されている。[[一重咲き]]、[[八重咲き]]、万重咲き、チューリップ咲き、釣鐘型と多くのバリエーションがみられる。