「カナダ政府」の版間の差分

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==連邦制==
カナダ憲法に記載されていないその他の既得権力は、[[連邦政府 (カナダ)|連邦政府]]に委ねられている。元々の意図は[[アメリカ合衆国]]の[[南北戦争]]のような[[分離主義]]を避けるためとされた。しかし[[1895年]]に[[枢密院 (カナダ)|枢密院]]司法委員会では、連邦政府が権力を発揮出来るのは有事の際のみと規定された。その結果、[[労働法]]や社会福祉のような政府の新機能は[[英領北アメリカ法]]の範疇となった。そのため多くの政策は各州に委譲されたため、現在のカナダでは[[地方分権]]の進んだ[[連邦主義]]となっている。(歴史や制度の違う)[[ケベック]]を併合したためさらに地方分権は進んだ(現在ケベックのみが行使している権力も、実は他のすべての州も保持はしている)。
 
各州はカナダ連邦政府の代表として[[カナダの副総督|副総督]](Lieutenant-Governor)を設置しており、また各州の首相(premier)や内閣が副総督に進言、([[一院制]]の)州議会に提案する制度となっている。州政府は議会制度のもとで連邦政府同様の制度で運営されている。副総督は首相の進言に基づき総督が任命する。