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=== 所有・運用 ===
パリ市はこのシステムの運用に関して、大手[[広告代理店]]である[[ジーセードコー]]({{lang|fr|''[[:fr:JCDecaux|JCDecaux]]''}})が契約することで、同社がパリ市内で優先的に1,600枚の[[広告]]パネルを設置できる権利と交換に、システム運営に掛かる経費を負担することになっていた。しかし、ヴェリブの破損・盗難台数が、マルセイユ市やトゥーロン市でJCDecauxが実施する同種事業に比べ突出して多いことから、パリ市の治安上の問題としてJCDecauxが対策を求めた。2009年より、破損・盗難台数が一定数を超えた場合、パリ市が1台あたり400ユーロ400€支払う契約改正が行われた。また、破損・盗難率が多くなった場合、更なる協議が行われることになった。
 
=== 維持管理 ===
 
=== 短期チケット ===
;1日および1週間券の購入(端末での手持ちのNAVIGOへのチャージまたは券買)
スタシオンにある「Borne(ボルヌ)」と呼ばれる端末で、[[クレジットカード]]を使って料金を支払い、利用者コードが印字されたチケット、1日券ならば「Ticket 1 jour」あるいは1週間券ならば「Ticket 7 jours」をそれぞれ購入する。使用できるクレジットカードは、[[ICカード|ICチップ]]の付いたカードのみとなっている。また、カード会社も[[ビザ]]、[[マスターカード|マスター]]、[[JCB]]、[[アメリカン・エキスプレス|Amex]]のいずれかの種類のものに限られており、4桁の[[パスワード|暗証番号]]も必要となる。料金はそれぞれ、1日券1,70€、1週間券8€となっており、チケットの有効期間中は自転車の利用に回数制限はない。また、登録中にクレジットカードの暗証番号とは別に「任意の4桁」の暗証番号が求められるが、これはボルヌでの自転車利用や様々なサービスをうける場合に必要なので、忘れないようにしなければならない。また、毎次30分を越える自転車の連続利用には超過料金が別途発生し、チケット購入時に使用したクレジットカードへ請求される。
 
=== 年間パス ===
;年間使用料手持ちのNAVIGOへチャージまたはCarte Vélib'の購入
所定の申込用紙に記入した上で、必要書類及び所定の支払い方法を添えてヴェリブ事務局へ郵送する。書類到着あるいは[[オフィシャルサイト]]での申請となる。手続き21~3週間~1ヶ月ほどでカード'''カルト・ヴェリブ'''({{lang|fr|''Carte Vélib''}})が届き、レンタルが可能となる。年間契約料は29€<ref>Vélib’Passionの場合は39€</ref>で、毎次30分以内の利用であれば超過料金もかからず期限まで何度でも借りることができ、特定のスタシオンにてボーナスの15分を事実上無限に加算できる。[[メトロ (パリ)|メトロ]]やバスの定期券である「[[ナヴィゴ|NAVIGO]]」にチャージする[[オプション]]を申し込んだ場合は、任意のスタシオンにて手持ちのNAVIGOを有効にする必要がある。
 
=== 超過料金 ===
利用料金は、利用した時間によって決められている。 最初の30分は無料となっているが、29分59秒を過ぎると、30~59分は1ユーロ1€、60~89分は2ユーロ2€、その後30分延長するごとに4€の追加料金がかかる。
 
ヴェリブは短距離の移動手段として導入されており、各スタシオンの自転車不足を防止し少しでも回転効率を高めるため、また自転車の盗難を防止するため、さらに既存の貸し自転車の民業圧迫を防ぐ目的から、長時間利用した場合の料金が高めに設定されている。しかしながら、30分以内に返却し、再度約2分後には自転車を引き抜くことができるので、遠方への移動もこの方法で超過料金がかからないようになっている。
| style="width: 12%; text-align: center;" | 20&nbsp;時間
|-
! style="background-color: #efefef;" | 利用
| style="text-align: center;" | 無料
| style="background-color: #efefef; text-align: center;" | 1&nbsp;€
 
=== NAVIGO利用者及び年間パス保持者 ===
カルト・ヴェリブやチャージされたNAVIGOを持っている場合は、駐輪機にある読み取り機に直接カードを載せ、同ランプが緑色からオレンジ色に変わりロックが解除され自転車を引き抜くことが出来る。返却については1日券や1週間券の場合と同様である。なお、カルト・ヴェリブには、あらかじめ5ユーロ5€をチャージしておかなければいけない。これは、チャージ分から超過料が徴収されるためである。チャージはクレジットカードを使って、ボルヌで行うことができる。また、前述の「Bonus V'+」ヘの返却を重ねることで、このチャージを行う必要がなくなる。
 
=== ボルヌ(利用端末) ===
 
=== 万が一の場合の対応 ===
Vélib'の利用には近年では少なくなったとは言え、トラブルが多々発生する。そのため、利用者用に{{lang|fr|'''Allo Vélib''''}}と呼ばれるホットラインサービスが用意されている<ref>このサービスへはパリ市内の固定電話の通話料が適用され、番号はすべてのスタシオンに{{lang|fr|''info''}}と明記されている。</ref>。基本的にはフランス語のみの対応だが、執拗にかけ直すことで英語での対応にも応えてくれる。トラブルの殆どは「”返却”がシステム内で認識されず、保証金150ユーロ150€が引き落とされてしまう。」というもので、こういった問題を回避する為にも、返却時の緑ランプ点灯を確認する必用がある。もし、返却時に駐輪機({{lang|fr|''Point d'attache''}})のランプが赤になったり、誤って赤に点灯中の駐輪機あるいはスタシオンに返却してしまった場合は、必ずこのサービスに連絡し、返却をマニュアルで認識させることを怠ってはならない。{{lang|fr|'''Allo Vélib''''}}の応答時間外や何かの理由でその場で[[オペレーター]]と連絡をとることが出来ない場合、返却したボルヌのID番号と駐輪機の番号、自転車のチェーンカバーに記されている[http://blog.velib.paris.fr/blog/2012/01/30/participez-a-la-recuperation-des-velib-abandonnes/ 自転車ID]を控えておき、後日連絡をとることで一時的に返却されたことになり、購入したサービスの有効期限内であれば、確認され次第以前のようにレンタルを再開できる。[http://www.geoinweb.com/wp-content/uploads/2007/WindowsLiveWriter3/tudedecasduneappl.frleVlibentoutefacilit_13AD8/velibstation.jpg ボルヌID]<ref>ボルヌのID番号は、設置されている区の2桁の番号と、同じく2桁のスタシオン番号で構成されている。</ref>
 
== 車両の特徴 ==
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