「ミルフィーユ」の版間の差分

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m 行程→工程
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フランス語で「mille」(ミル)は「千」、「feuille」(フイユ)は「葉」を意味しており、一般的にmille-feuilleは「千枚の葉」という意味だと理解されている。
 
ミルフイユに用いるフイユタージュは、四角く広げた小麦粉生地に平らにしたバターを乗せ、何回も折りたたんで作るもので、折りたたむ程を重ねるほど層が増し、パリパリとした食感になっていく。工程を5回繰り返し729層となったものや、6回繰り返し2187層になったものが主に用いられており、その層になった生地を何枚か重ね合わせて、さらに沢山の層をなしているという状態を「千」で表現し、また層になったフイユタージュの落ち葉をイメージさせるような独特の焼き上りを「葉」として表現し、mille-feuilleという合成語として文学的に言い表したものが名前となったとも考えられている。
 
偉大なる古典と言われる菓子であり、[[1807年]]にはフランスの『食通年鑑』(''Almanach des Gourmands'')の食味鑑定委員会がミルフイユを鑑定している。創造者は同時代の著名な菓子職人であり料理人であった[[アントナン・カレーム]](''Antonin Carême'')だとも言われており、フランスのルージェ(''Rouget'')が得意としていたとも伝えられている。