「コチョウラン」の版間の差分

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大きな葉が目立つ[[着生植物]]。茎はごく短く、特殊な偽球茎のような形は取らない。葉は楕円形で幅広く大きく、厚くて硬く多肉質、中央でやや二つ折りになる傾向。根はよく発達し、樹皮などに張り付く。日本の蘭では[[ナゴラン]]や[[フウラン]]にやや似た姿である。
 
花茎は長く伸び、穂状に花をつける。花は[[唇弁]]が小さく、先端が左右に突出して巻き込む。蕊柱は短い。それ以外の花弁は平面に広がる。萼片と側花弁は多くの場合に同色で、萼片はやや幅狭く、側花弁はより大きく広がる。唇弁はそれらにくらべると小さいが、形は複雑で、おおよそ三裂する。側裂片は髄柱の側面に向けて伸び、中裂片は幅広くなって先端に向けて狭まるが、先端は幅広くなり、往々にして巻きひげ状になる。
 
== 花粉媒介後の花の変化 ==