「オイゲノール」の版間の差分

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香水、香料、精油、[[殺菌剤 (医薬品)|殺菌剤]]や[[麻酔薬]]などの医薬品に用いられる。かつては[[バニリン]]を合成する際の中間体である[[イソオイゲノール]]の製造に用いられていたが、のちにバニリンは[[フェノール]]か[[リグナン]]から作られるようになった。
 
[[酸化亜鉛]]と混合すると[[酸化亜鉛ユージノール]] (zinc oxide eugenol, ZOE) が生成し、これは[[歯科]]で歯の[[再生仮封、科学|再生]]髄の鎮痛消炎や[[補綴]](ほてつ)に使われる。
 
オイゲノールを含むメトキシフェノールの誘導体は、香料や医薬品のほか、昆虫の誘引剤、紫外線吸収剤、殺生物剤、消毒薬、さらには合成樹脂やゴムの安定化剤・抗酸化剤の製造に利用される。クローブ油は熱帯魚用の麻酔薬としても使われるようになってきている。