「ゼオライト」の版間の差分
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ゼオライトはその細孔内に選択的に[[分子]]を取り込み、反応させることができるため、[[触媒]]として多方面に利用されている。例えばZSM-5という合成ゼオライトを用いることで[[メタノール]]から[[ガソリン]]を合成することに成功している。また、[[ディーゼルエンジン|ディーゼル]]排気中に含まれる[[窒素酸化物|NO<sub>x</sub>]]を分解・除去するための触媒としても期待されている。
=== 吸着材料 ===
ゼオライトは微細孔内に水分子を吸着し、また放出することができるため、[[有機溶媒]]の[[脱水]]や[[湿度]]調節に用いられる。
== サイド・ストーリー ==
ゼオライトという名称は、[[成分]]に含まれている[[水]]とアルミノケイ酸骨格との結びつきが弱いため、[[加熱]]すると容易に水を分離して[[沸騰]]しているように見え、このことから[[ギリシャ語]]の {{Lang|el|zeo}}(沸騰する)と {{Lang|el|lithos}}([[石]])を合わせて名付けられた。
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