「テトラパック」の版間の差分

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「テトラ・クラシック」容器はテトラパック社が[[1952年]]に販売を開始した飲料用紙容器である。その三角形の形状は、[[ピラミッド]]型([[四角錐]])と誤解されることも多いが、実際には正四面体([[三角錐]])であり、名称の"Tetra"も「4」という意味である。
 
テトラ・クラシックは単位容積あたりの包装材が(廃棄分や糊代を計算に入れれば)一番少なくて済む、一枚の長い紙があれば容器を製造出来るという利点があるが、輸送には六角形の専用ケースが必要となる欠点もあった。他の容器包装形態との競合の結果、四面体型のテトラ・クラシック容器のシェアは減少し、日本では2012年現在、北海道の[[北海道酪農公社]]と[[べつかい乳業興社]]の二社で細々と作られているのみである。
 
テトラパック社は、輸送効率や店舗での陳列効率の観点からブリックタイプ(レンガ型)の製品が主力商品となったため、創業当時「テトラパック」と称していた四面体型容器(三角パック)については、商品名を「テトラ・クラシック」と改め、区別している。