「写楽 (雑誌)」の版間の差分

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== 概要 ==
1980年[[4月25日]]発売の[[6月]]号から1985年[[12月23日]]発売の[[1986年]][[2月]]号まで、5年半余りの期間で通巻69号を刊行した。[[判型]]はA4判。総ページ数は毎号およそ170 - 210ページ程。コンセプトは、「音を楽しむように写真を楽しむ」。誌名(造語)の由来にもなった。休刊の理由は、最終刊末の編集長のコメントによれば「諸般の事情」<ref>中村滋(編集長)『写楽』1986年2月号最終ページ</ref>
 
[[俳優|女優]]など、主に[[女性]]を[[表紙]]・巻頭[[グラビア]]に据え、有名[[カメラマン]]による[[ヌード]]や話題性の高い[[モデル (職業)|モデル]]を登用し人気を呼んだ。初期には[[ポスター]]を挿み込みの[[付録]]とした。
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== 執筆陣 ==
写真[[コラム]]の執筆陣には[[北山耕平]]、[[浅香良太]]といった名も見え、取り上げる題材も当時の[[自販機本]]「X-MAGAZINE [[JAM]]」、伝説的[[サブカルチャー]]誌『[[HEAVEN]]』等を発行した[[佐内順一郎]]であったりと、誌面作りにあたって型にはまらぬ意外性があった点なども指摘出来る。
 
== 誌名 ==
音楽のように写真を楽しむという意味合いから作られた造語。
 
==『日本国憲法』==
[[1982年]]に小学館から出版された単行本『日本国憲法』は、憲法を扱った書籍が年間7位という[[ベストセラー]]になったことから、出版界では事件として扱われた。企画したのは『写楽』編集デスクの島本脩二であり、憲法の条文と写真の組み合わせで見せるという『写楽』と同様のコンセプトであった。
==出典==
 
<references/>
== 参考文献 ==
*斎藤精一「両グループの出版物徹底研究」『音羽vs一ツ橋 巨大出版社の研究』創出版、1983年、165-168頁