「交響曲第9番 (ベートーヴェン)」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Takada55 (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
1行目:
{{Portal クラシック音楽}}
[[ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン]]の'''交響曲第9番'''(こうきょうきょくだい9ばん)'''ニ短調作品125'''({{Lang-de|'''Sinfonie Nr. 9 d-moll op. 125'''}})は、ベートーヴェンの9番目にして最後の[[交響曲]]である([[交響曲第10番 (ベートーヴェン)|第10番]]もあるが未完成)。副題として「'''合唱付き'''」が付されることも多い。また日本では親しみを込めて「'''第九'''」(だいく)とも呼ばれる。第4楽章は独唱および[[合唱]]を伴って演奏され、歌詞には[[フリードリヒ・フォン・シラー|シラー]]の詩『歓喜に寄す』が用いられる。第4楽章の主題は『'''[[歓喜の歌]]'''』としても親しまれている。[[古典派音楽|古典派]]の以前のあらゆる音楽の集大成ともいえるような総合性を備えると同時に、来るべき[[ロマン派音楽]]の時代の道しるべとなった記念碑的な大作である
 
第4楽章の[[歓喜の歌|「歓喜」の主題]]は[[欧州評議会]]において「[[欧州の歌]]」としてヨーロッパ全体を称える歌として採択されているほか、[[欧州連合]]においても連合における統一性を象徴するものとして採択されている。このほか、[[コソボ共和国]]の暫定国歌として制定、[[ローデシア]]の国歌<ref>[http://www.rhodesia.jp/profile.html ローデシアの概要]</ref>としても制定されていた。[[ベルリン国立図書館]]所蔵の自筆譜資料は[[2001年]]に[[国際連合教育科学文化機関|ユネスコ]]の『[[世界の記憶]]』(『世界記録遺産』)リストに登録された。