「コマンド部隊」の版間の差分

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日本語読みと欧語圏での相違
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'''コマンド'''、あるいは'''コマンドー'''、または'''コマンドウ'''<ref>高井三郎「現代軍事用語集 解説と使い方」。眞邉正行「防衛用語辞典」。金森國臣「英和/和英対訳 最新軍事用語集」。</ref>([[英語]]および[[フランス語]]:'''commando'''、[[ドイツ語]]:'''Kommando '''、[[ポルトガル語]]:'''Comandos ''',
[[スペイン語]]:'''コマンドComando '''({{lang-en-short|commando}})は、[[軍事]][[用語]]で、主に突撃作戦を前提に編成され他にも[[奇襲]]・[[後方撹乱]]・[[偵察]]などを目的とする[[部隊]]のこと。通常、常備軍の中から精神力や身体能力の高い者を選抜された[[エリート]]部隊、もしくは[[特殊部隊]]であることが多い。[[イギリス]]の[[チャーチル]]首相が[[特殊部隊]]をコマンドと命名した事が始まりである。<ref name="白石光p8">{{Harvnb|白石光|2008|p=8}}</ref>[[イギリス]]では空挺および海挺の潜入作戦と破壊工作を主とする[[SAS (イギリス陸軍)|SAS]]および[[SBS (イギリス海兵隊)|SBS]]は小数あるいは単一の兵隊による行動を前提としておりこれらは「SpecialService」と呼ばれ区別される。コマンドはある一定規模の攻撃による敵陣突破、奇襲・後方撹乱などの作戦の遂行を前提としており最低でも数十人の部隊で行動する。
 
[[第二次世界大戦]]の[[ナチス・ドイツ]]の[[浸透戦術|浸透突撃部隊]]であった[[突撃歩兵]]も機能上でコマンド部隊として分類される。有名なコマンド部隊として[[イギリス軍]]のコマンド部隊や[[アメリカ陸軍]]の[[デルタフォース]]などが挙げられる。近年は常備軍の中にあって[[対反乱作戦]]部隊としての役割が与えられている。