「化学品の分類および表示に関する世界調和システム」の版間の差分

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GHS の目的は、[[物質]]および[[混合物]]に固有な[[危険有害性]]を特定し、そうした危険有害性に関する情報を伝えることである。<ref name="GHS4">[http://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/int/files/ghs/ghs_text_4th/GHS_rev4_jp_document.pdf GHS第4版 GHS関係省庁連絡会議翻訳 1.1.3.1.1]</ref> ここにおいて、「固有な(intrinsic)」とは、そのもの自身が本来持つもつ変わらないものであり、コントロールできないものである。「危険有害性」は hazrd([[ハザード]])の訳として化学物質安全の分野では広く用いられているが危険有害性(hazard)は単に「危険性」(physical hazard)、「有害性」(health hazard/environmental hazard)と呼ばれることがあり、GHS翻訳文においても訳し分けられている。別の分野ではhazardは「[[危害]]」、「[[危害要因]]」、「[[ハザード]]」と訳されることもある。
 
危険有害性の分類を国際的に整合性を持たせるためにGHSでは分類基準を定めており、また、危険有害性の情報を伝達するために、GHSではラベル表示と[安全データシート](SDS, Safety Data Sheet)(日本では現在のところ[[MSDS]]と呼ぶ)の仕様を定めている(GHS第4版 付属書 4)。
 
== 危険物の分類と区分 ==