「潰瘍性大腸炎」の版間の差分

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以下が主に用いられている臨床的重症度評価である。
*[[日本]]旧厚生省特定疾患治療研究班 「臨床的重症度分類」
*:「血便回数」「便回数」「発熱」「腹痛」「頻脈」「貧血」「赤沈」等と「内視鏡所見」で評価されていく。
*[[米国]][[メイヨークリニック]] 「Mayo Score」
*[[英国]] 「Sutherland Index」
== 治療 ==
緩解・再燃を繰り返すため、治療は大きく以下の2つが行われる。
*''';緩解維持療法'''(炎症が治まっている状態を維持する)
:炎症が治まっている状態を維持する。
*'''緩解導入療法'''(炎症が強くなり再燃・活動時した状態から炎症を抑えていく)
;緩解導入療法
*'''緩解導入療法'''(:炎症が強くなり再燃・活動時した状態から炎症を抑えていく
 
抗菌薬多剤併用療法では、アモキシシリン、テトラサイクリン、メトロニダゾールを経口投与し、症状の軽減が図られる<ref>[http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t109/201010/516686.html 除菌療法で潰瘍性大腸炎の炎症が大幅に改善]日経メディカルオンライン 記事:2010年10月1日</ref>。
「緩解維持療法」・「緩解導入療法」共に薬物療法が基本となる。
;サリチル酸製剤
:緩解維持療法・緩解導入療法共に使用される。
*:;[[サラゾスルファピリジン]](Salazosulfapyridine:SASP サラゾピリン® Salazopyrin)
::サラゾスルファピリジン(SASP)は、約1/3が[[小腸]]で吸収され、[[大腸]]で腸内[[細菌]]によってSPと5-ASAに分解されて腸管粘膜に作用する。
*:;[[メサラジン]](Mesalazine・5-aminosalicylic acid:5-ASA ペンタサ® Pentasa アサコール® Asacol)
::メサラジン(5-ASA)はサラゾスルファピリジン(SASP=SP+5-ASA)から SP を取り除き、有効成分 5-ASAのみを取り出した治療薬。そのため副作用はサラゾスルファピリジンより少ないが、メサラジンの方が大腸に届く前に小腸で吸収されてしまうことも多いため、製品では、ペンタサ®では腸溶性の被膜コーティングを、アサコール®ではpH依存型の被膜コーティングを施行し、大腸に到達してから5-ASAが放出されるように工夫されている。ペンタサ®には注腸薬もある。
;副腎皮質ホルモン剤・[[ステロイド]]
:主に緩解導入療法に用いられる。以前は緩解維持療法にもよく用いられていたが最近では緩解維持目的には使用されないことが多い。
*:;ステロイド療法
::[[プレドニゾロン]](Prednisolone プレドニン® Prednine)を経口内服または点滴静注する。
*:;ステロイドパルス療法
::強力な緩解導入療法として、主に[[メチルプレドニゾロン]](ソルメドロール® Solumedrol)や[[ハイドロコルチゾン]](ソルコーテフ® Solu-Cortef)等を用いて行われる。
:;局所治療
*局所治療:::[[坐剤]]・注腸剤としてリンデロン®、ステロネマ注腸®、プレドネマ注腸®がある。特に直腸炎型の場合は、ステロイド経口内服に比較して全身吸収が少なくステロイドの副作用が大きくないため有用である。
;免疫抑制剤
:以下は主に緩解導入療法に用いられる。非常に効果的な薬であるが血中濃度測定が必要であるため使用出来る医療機関は多くない。
:*[[タクロリムス]](Tacrolimus:FK506 プログラフ® Prograf)
:以下は主に緩解維持療法に用いられる。
:*[[アザチオプリン]](azathioprine:AZA イムラン® Imuran)
:*[[メルカプトプリン]](6-mercaptopurine:6-MP ロイケリン® Leukerin Purinethol®)
:*[[シクロスポリン]](cyclosporin:CsA ネオーラル® Neoral サンディミュン® Sandimmun)
:
;[[分子標的治療薬]]
:以前から[[クローン病]]で用いられてきた。緩解維持療法・緩解導入療法ともに用いられる。
:*[[インフリキシマブ]](Infliximab レミケード® Remicade)
 
=== 血球成分除去療法 ===
*[[アイオワ大学]]のJoel Weinstock等によって、[[豚]]に[[寄生]]する鞭虫の卵を服用させる治療法が研究中である。
*[[順天堂大学]]医学部の大草敏史等によって、フソバクテリウム・バリウム(Fusobacterium varium)をターゲットとした除菌療法(抗菌薬3剤併用療法、ATM療法)が[[2003年]]より臨床試験中<ref>[http://www.juntendo.ac.jp/hospital/news/018_003.html#topi18_03_2 順天堂大学医学部附属順天堂医院]</ref><ref>[http://www.jikei.ac.jp/hospital/kashiwa/sinryo/03.html 東京慈恵会医科大学附属柏病院]</ref>。
 
== 脚注 ==
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== 関連項目 ==
*[[消化器学]]
 
== 著名な患者 ==
* [[安達久美]](ギタリスト・作曲家)
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== 脚注 ==
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== 関連項目 ==
*[[消化器学]]
*[[田中雅子#潰瘍性大腸炎患者を差別する発言]]
 
== 外部リンク ==
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