「ステップ (パソコンショップ)」の版間の差分

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|特記事項= [[1996年]][[9月20日]]、[[強制和議|和議]]申請
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'''株式会社ステップ'''はかつて存在した[[パソコンショップ]]。パソコン以外にも、ビデオデッキ等の家電製品も扱っていた。[[千葉県]][[市川市]]を本拠地とし、東京の[[秋葉原]]や大阪の[[日本橋 (大阪市)|日本橋]]にも出店していた。「'''5つのNO!'''」を掲げ低価格戦略で事業を拡大させたが、{{和暦|[[1996}}9年]](平成8年)9月に倒産した。
 
== 概要 ==
ステップは{{和暦|[[1979}}年]](昭和54年)に寺田由雄が千葉県市川市[[行徳]]で創業し、翌年に法人化。[[倉庫]]のような店舗に在庫が積まれ、小さな商品は客がレジに直接持って行き、大きな商品は型番を伝えるという販売スタイルであった。店舗販売のほか雑誌広告による通信販売も行っていた。
 
後述の「5つのNO!」を掲げ、運営コストを徹底的に削減することで低価格を実現、大量販売で成長する。秋葉原や日本橋にも進出し、ピーク時の1994年2月期には265億円を売り上げたものの、薄利多売が行き過ぎて、この時すでに4300万円の欠損を計上していた。さらに、パソコン価格の下落と他店との価格競争により収益が悪化し、翌1995年2月期には170億円と売上が大幅に減少した。
これらの打開策として秋葉原に「ステップPC工房」を開店。ジュエリー用のショーケースにPCパーツが陳列され、落ち着いた雰囲気の中で自作パーツの購入や好きな組み合わせでのパソコンオーダーができるという店舗であった。これと同時に本社機能の一部を秋葉原に移転したものの、3ヶ月後に再び市川市に戻す結果となり、この移転費用も大きな負担となった。肝心のステップPC工房のジュエリーケースも、サイズのミスで使用できない什器が出るなどした。
 
さらに、サービスを排除した低価格路線の象徴であった「5つのNO!」を廃止し、サービス向上と合理化を進めたが、今までの全店舗一括仕入れを各店毎の仕入れにしたため、スケールメリットを自ら放棄し仕入れ値を上げる結果となった。1996年2月期には165億円と前年期よりさらに売上が減少、最終的に資金繰りに行き詰まり、{{和暦|[[1996}}9年]](平成8年)9月20日に[[千葉地方裁判所|千葉地裁]]に和議を申請し倒産した。9月20日朝、ステップの幹部社員数名にだけ和議申請の事実が知らされ、店舗にて幹部社員が正午にシャッターを閉めるように従業員に指示し、その後従業員に倒産の事実が告げられた。負債は70億円<ref>[http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/960925/step.htm ステップ、千葉地裁に和議を申請] PC Watch</ref>。
 
== 5つのNO! ==
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