「原核生物」の版間の差分

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歴史的に原核生物は細菌、すなわち真正細菌と同義語として扱われてきた。原核生物の性質や構造として説明される場合も実際には真正細菌のものである場合が多い。しかしながら見た目は殆ど同じであり、共通する性質も多い。これらは全生物の[[共通祖先]](LUCA)に溯ると考えられる。
 
真核生物と比較した場合の特徴は、遥かに小さいこと(多くの場合1-5μm)、細胞核や[[ミトコンドリア]]を初めとする[[細胞内小器官]]が殆ど見つけられないことが最も大きい。この他に[[微小管]]を持たず、[[細胞質流動]]、[[エンドサイトーシス]]を行わない。[[細胞分裂]]の際に[[FtsZ]]リングが出現する、[[有糸分裂]]を行わずDNAは細胞膜に付着して移動する、[[リボソーム]]が70S(真核生物は80S)であることなど幾つか見つけられる。原核生物は非常に多様なので例外もまた多いが、基本的には上記の形質を保存している。その[[バイオマス]](生物量)は真核生物の数倍から数十倍に達するとも言われている。
 
原核生物は下等な生物であると思われがちだが、多様な生物種が存在を脅かす現環境下で生き延び、非常に早い増殖を可能にするために無駄を省いたシステムをもつ現生原核生物は、高度に特殊化しており原始的な生物とは大きく異なっていると想像されていることもある。その[[バイオマス]](生物量)だが、普通真核生物、古細菌は太古の時代数倍から数十倍に達すると言わのとさして違いはないだろうと見なされている。実際、古細菌の化石が見つかっているが、現在の古細菌と大きな違いはないようだ
 
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