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=== ローマ軍反撃 ===
スパルタクスらは再び南下し、当時ローマ最大の富豪でありプラエトルであった[[マルクス・リキニウス・クラッスス]]の指揮する2個軍団を打ち負かした。クラッススは敗走した一中隊を見せしめのために[[十分の一刑]]に処すことで漸く軍規を回復することが出来た有様であった。年末には、反乱軍は[[メッシーナ海峡]]の対岸、イタリア半島最南端の[[カラブリア]]地方の都市レギウム(現:[[レッジョ・ディ・カラブリア]])
[[紀元前71年]]初頭、カラブリアに留まっていた反乱軍をクラッススの8個軍団が包囲した。また元老院はヒスパニアの[[グナエウス・ポンペイウス]]及びトラキアで戦っていた[[マルクス・テレンティウス・ウァロ・ルクッルス]](Marcus Terentius Varro Lucullus、[[ルキウス・リキニウス・ルクッルス]]の弟)にも本国に戻り鎮圧に加わるように決議した。スパルタクスはブルンディシウム(現:[[ブリンディシ]])へ逃れようとし、この包囲網の突破を試みた。
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