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『'''GDGD-DOGS'''』(グダグダドッグス)は、[[遠山えま]]による[[日本]]の[[少女漫画|少女]][[漫画]]作品。『[[ARIA (雑誌)|ARIA]]』([[講談社]])にて[[2010年]]9月号(創刊号)より連載中。なお『[[なかよし]]』(講談社)2012年11月号には、単行本第2巻発売記念として3ページではあるものの出張読み切りが掲載されている
 
== ストーリー ==
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== 登場人物 ==
; 手塚 神奈(てづか かんな)
: 主人公。長い黒髪で、基本的にいつも目元は前髪で隠れている。幼い頃から漫画が大好きで、いつも「私、手塚神奈☆マンガが大好きな15才♥」と心の中で少女漫画の第1話風に自己紹介をしてしまうのが小学生の頃からクセになっている。
: 中学時代に新人賞を経て漫画家デビューし、現役女子高生漫画家として少女漫画誌『恋♥恋フレンズ』で美男美女の[[仏像]]が繰り広げる[[ラブコメディ|ラブコメ]]「おしえて 羅♥仏(ラブ)」を連載中だが、読者アンケートの結果は極めて低調で打ち切りの危機に瀕している。趣味と作業時間確保の実益を兼ねて新年度からマンガ家コースが創設されたときわ高校へ進学するが、同級生になった赤塚・不二・石乃森にプロデビューの事実がバレてしまったのを機に、構ってちゃん気質の3人に振り回されることになってしまう。
: かつて「姫乙女♥バンビ」という[[ペンネーム]]で漫画の持ち込みをしていたが、現在の担当に失笑されてしまったため、本名でデビューした。それが災いして、赤塚・不二・石乃森らには「[[google|ググった]]ら[[ウィキペディア日本語版|wiki]]に同い年とあった」としてプロ漫画家であることがバレてしまう。執筆している漫画のジャンルはラブコメだが自身は恋愛に全く興味が無く、目の前で[[リア充]]っぷりを見せ付ける[[カップル]]に対しては特に強い嫌悪感を抱いている。
: 名前の由来は「漫画の神様」こと[[手塚治虫]]から。
; 赤塚 不三夫(あかつか ふみお)
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: [[江戸川コナン|コナ◯くん]]愛用の眼鏡と同じ能力を備える[[伊達眼鏡]]を着用しており、[[眼鏡キャラクター|眼鏡男子]]として普通科の女子には人気が有る。[[講談社漫画賞]]・[[小学館漫画賞]]・[[手塚治虫文化賞]]マンガ大賞のトリプル受賞が将来の夢。漫画も[[コンピュータゲーム|ゲーム]]も一切禁止と言う厳格な家庭で育ったが、某大学付属高校の受験前日に間違って自分の机に置かれていた[[週刊少年サンデー|サ◯デー]]を読んで感動し、漫画家になろうと決意して両親の猛反対を押し切りときわ高校に志望を変更した。漫画を読み始めてから日が浅い割に、誤植や[[スクリーントーン|トーン]]の貼り忘れなど細かいミスを目ざとく発見する読み方が得意だが、赤塚・石乃森と同様に自作の漫画は1本たりとも描き上げたことは無い。
: 名前の由来は、[[藤子不二雄]]から。
 
; 石乃森 翔太(いしのもり しょうた)
: マンガ家コースに在籍する問題児3人組の1人。神奈が命名したペンネームは「不思議ちゃんドリーム」。
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; 山内 庄二(やまうち じょうじ)
: マンガ家コースの生徒。瓶底眼鏡とバンダナを着用しており、普段は地味で目立たない存在であった。
: 眼鏡とバンダナをはずすと、ショタ系のイケメンであり、普段は三次元のイケメンにはまったく萌えない神奈には「おしえて 羅♥仏(ラブ)」に登場するお気に入りキャラクター[[如意輪観音]]にそっくりだとして気に入られる。赤塚・不二・石乃森ら3人組に比べると素直で向上心も有り仲良くなれそうだと神奈を油断させて近づくが、本音ではプロデビューした漫画家を憎悪している。その思いから神奈の入稿直前の漫画原稿を取り上げただけでなく監禁し、投稿予定の漫画「がんばれ! 源太」を無理やり読ませるが、絵柄や話のテーマがあまりに古いと酷評される。
: 名前の由来は、[[山内ジョージ]]から。
 
; 岡本先生(おかもとせんせい)
: マンガ家コース担任の女性教諭。担任ではあるものの自分自身は漫画に詳しくない為、マンガ家コースの授業はほとんどの時間が自習となっている。
 
; ちば てつこ
: 岡本先生が連れて来た、キャリア40年のベテランを自称する講師。トーンすら使わせず、ひたすら[[点描]]の特訓を生徒に強いる。キャリアの「40年」は職歴でなく新人賞の投稿歴で、努力賞より上の賞は取ったことが無いため未だプロデビューには至っていない。名前の由来は、[[ちばてつや]]から。
 
; 担当(たんとう)
: 少女漫画誌『恋♥恋フレンズ』で神奈を担当している編集者の中年男性。一見、コワモテの外見だが、オネエ言葉で会話する。
: 神奈が連載中の「おしえて 羅♥仏」は担当が仏像ブームを予見して持ち込んだ企画であるが、ブレイクはおろか読者アンケートで最下位争いを続ける有り様で編集部内での立場が危うくなっている。
 
== 作中に登場する漫画作品 ==
出典は単行本1巻のカバ中(カバーを外した中身の部分)より。
 
=== おしえて 羅♥仏 ===
神奈が少女漫画誌『恋♥恋フレンズ』で連載している美男美女の仏像が繰り広げるラブコメ学園漫画。読者アンケートの結果は極めて低調で、毎回打ち切りの危機に瀕している。
 
; 主な登場人物
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=== その他 ===
; トーテムポールと私
: 少女漫画誌『恋♥恋フレンズ』で連載している、「おしえて 羅♥仏(ラブ)」と毎回人気アンケート最下位を争っていた漫画。[[トーテムポール]]が美少年に変身するというまさかの[[テコ入れ]]で、人気が急上昇中。
; がんばれ! 源太
: 山内が、プロデビューを目指して描いていた漫画作品。神奈に、絵柄も話のテーマも古いと一蹴されてしまう。また、神奈の漫画を編集部へ届けた際に、ついでに編集者にも一読してもらえたが、同様の理由であっけなく原稿を返却される。
 
== 既刊一覧書誌情報 ==
* [[遠山えま]]、『GDGD-DOGS』 [[講談社]]〈[[ARIA (雑誌)#KCx ARIA|KCx ARIA]]〉、既刊12
*# 2011年10月6日初版<ref>発売日は初版第1刷発行日と同日。</ref> 発売)、ISBN 978-4-06-380541-3
*# 2012年10月5日第1刷発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-380595-6
 
== 脚注 ==
<references />
 
== 外部リンク ==
* [http://kc.kodansha.co.jp/content/top.php/KA00000771 ARIA|GDGD-DOGS|作品紹介|講談社コミックプラス] - 講談社による作品紹介。
 
{{ARIA連載中}}