「AKIRA (漫画)」の版間の差分

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近未来の荒廃した世界を描いた[[サイエンス・フィクション|SF]]コミックであり、緻密でリアルな描写や演出などが話題となり、[[漫画]]・[[映画]]共に大ヒットした。タイトルの「AKIRA」は大友自身がファンであり影響を受けた映画監督[[黒澤明]]に由来する。題字の[[毛筆]]による書は漫画家の[[平田弘史]]によるものである。
 
単行本は週刊誌と同じ大判サイズに小口への色付けを施すなど、凝った装丁になっている。日本国外では[[アメリカンコミック]]のスタッフが色した外国語版が流通しており、これを日本語に逆翻訳したものが『国際版AKIRA』及び『総天然色AKIRA』として日本で発売された。
 
[[アニメ]]映画の制作費には当時の日本のアニメとしては破格の10億円をかけている。制作手法として[[アフレコ]]ではなく[[プレスコ]]を採用している。通常リミテッドアニメーションでの人物の口の動きは3種類であるが、この作品では母音の数と同じ5種類で描かれている。音楽は[[芸能山城組]]が担当した。この映画は日本のみならず日本国外でも大きな人気を集めた。ビデオ化に際しても多くのカットに手を加えたり、音楽関係に手を加えており、今なお進化し続けている作品である。