「岩見沢市民会館・文化センター」の版間の差分

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'''岩見沢市民会館・文化センター'''(いわみざわしみんかいかん・ぶんかせんたー)は[[北海道]][[岩見沢市]]にある芸術・文化施設。音環境重視型多目的ホールである大ホールを核に、空知圏の文化活動の拠点として幅広く利用されている。発表・舞台活動を中心とした市民会館と、文化・創作活動に適した文化センターから成り、併設されている。[[2003年]][[9月1日]]に市民会館が新築された。愛称「まなみーる」。
 
 
== 位置・概要 ==
[[JR岩見沢駅]]からおよそ1km、[[国道12号]]に面した中心市街地に位置する。彫刻などを多数配置したはぎぞの緑地にも面しており、市の文化・芸術拠点となっている。
 
*住所:北海道岩見沢市9条西4丁目1-1
*構造:鉄骨造り・鉄骨鉄筋コンクリート3階建
*駐車場:120:130
*延床面積:7486:市民会館=7486.23平方mm/文化センター=3745.12平方m
*敷地面積:17095.56平方m
*建設年度:市民会館=平成14年3月着工・平成15年6月竣工/文化センター=昭和57年8月着工・昭和58年9月竣工
 
== 「愛称」の由来 ==
2003年の市民会館新築を機に市民から愛称を募集。144点の応募の中から選ばれた「まなみーる」は市内小学生のアイディアで、「学ぶ」と「見る」を掛け合わせた造語。他にも「キタライ(北来)」「ひびき」などの有力候補もあったが、[[札幌市コンサートホールKitara]]や、[[2000年]]に先立ってオープンしたいわみざわ公園野外音楽堂「キタオン」などの既存施設や商品名と類似していたために却下された。当時「まなみーる」という愛称には、市民からも賛否両論あったようだが、今では市民のみならず広く定着している
 
== 施設 ==
外壁は[[1983年]]に建築された文化センターにあわせた重厚なレンガ造りとなっている。施設内部はスロープや点字表示を随所に取り入れるなど、一般だけでなく高齢者や障がい者・幼児に配慮したやさしい設計。また「自然とふれあう明るく静かな空間」をコンセプトに、エントランスやホワイエなど、自然光を多く取り入れた開放的な施設になっている。
 
***市民会館
**大ホール-1,183席
***1階席799席=難聴者支援装置95席、車椅子専用席
*1階席799席、2階席384席=バルコニー式24席 ステージ間口18m×奥行16m、反響版常設)
***2階席384席=バルコニー式24席
: →[[緞帳]]は旧市民会館時代より、岩見沢出身のデザイナー・[[栗谷川健一]]のデザインした「太陽」。
***ステージ間口18m×奥行14.7m、高さ11m、反響版常設
*多目的室、リハーサル室、アーティストルーム、アーティストラウンジ、事務室、搬入口
: →***[[緞帳]]は旧市民会館時代より、岩見沢出身のデザイナー・[[栗谷川健一]]のデザインした「太陽」
*レストラン「コロナ」、カフェコーナー、レストラウンジ、ウッドテラス
**多目的室、リハーサル室、アーティストルーム、アーティストラウンジ、事務室、搬入口
**レストラン「コロナ」、レストラウンジ、カフェテリア(コー、レストラウンジ、ウッドテラス
 
**文化センター
*中ホール-514席
*練習室、リハーサル室、楽屋、展示室、会議室兼創作室
*展示室、
 
==歴史==
[[1955年]] 岩見沢市民会館開館(旧市立病院=8西5,現在の空知支庁=施設を改造して利用)
        →市立図書館・教育研究所・講堂・会議室・電気科学館・特産物展示室・洋式婚礼式場など併設
[[1957年]] 市民会館内に郷土資料室併設
[[1963年]] 市民会館現在地に移転新築。当時大ホールは1,200席(固定843、補助357)、延べ床面積1758平方m
[[1965年]] 郷土資料室、旧市役所庁舎(6東1)に移転
[[1971年]] 市民会館増築、市立図書館・郷土資料室併設
[[1975年]] 市民会館別館・体育館開館、郷土資料室移転(旧岩見沢南高校校舎を利用)
[[1983年]] 岩見沢市開基100周年・市制40周年を記念し文化センターを併設。同時にはぎぞの公園・萩園橋を整備。
[[1994年]] はぎぞの緑地整備、利根別川に木製歩道橋「千樹橋」開通 
[[2001年]] 市立図書館が春日町に移転新築
[[2003年]] 40年ぶりに市民会館を新築(あわせて文化センターも一部改修)、一体施設の愛称「まなみーる」に