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'''レオン・スコット・ケネディ'''<ref>作中では「レオン」より「リオン」に近い発音である。また、シリーズの主人公で唯一ミドルネームが設定されている。</ref> (''Leon Scott Kennedy'') は、[[カプコン]]のゲーム『[[バイオハザードシリーズ|バイオハザード]]』シリーズに登場する架空の人物。
 
== 登場作品 ==
登場作品は、『[[バイオハザード2]]』(以降、『2』)『[[バイオハザード4]]』(以降、『4』)『[[バイオハザード6]]』(以降、『6』)『[[BIOHAZARD GAIDEN]]』(以降、『GAIDEN』)『[[バイオハザード ディジェネレーション]]』(以降、『DG』)『[[バイオハザード ダークサイド・クロニクルズ]]』(以降、『DC』)『[[バイオハザード ダムネーション]]』(以降、『DM』)『[[バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ]]』(以降、『ORC』)、『[[バイオハザードV リトリビューション]]』(以降、『V』)。
* 『[[バイオハザード2]]』(以降、『2』)
* 『[[バイオハザード4]]』(以降、『4』)
* 『[[バイオハザード6]]』(以降、『6』)
* 『[[BIOHAZARD GAIDEN]]』(以降、『GAIDEN』)
* 『[[バイオハザード ディジェネレーション]]』(以降、『DG』)
* 『[[バイオハザード ダークサイド・クロニクルズ]]』(以降、『DC』)
* 『[[バイオハザード ダムネーション]]』(以降、『DM』)
* 『[[バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ]]』(以降、『ORC』)
* 『[[バイオハザードV リトリビューション]]』(以降、『V』)
 
== 基本設定 ==
年齢:21歳(1998年当時)→27)→27(2004(2004年当時)→36)→36?(2013?(2013年当時)、身長:178[[センチメートル|cm]](『4』以降は180cm)、体重:70.2[[キログラム|kg]]、血液型:A型。[[T-ウイルス]]に対して完全な抗体を持っているため、ゾンビなどと接触してもゾンビ化することがない。
 
正義感に溢れており、人々を守る使命感を持った新人の[[警察官]]だったが、時間には大変だらしない。女性に対しては誠実だが、女運が悪い。天性の[[サバイバル]]能力があり、様々な武器を扱える技術を持つ(『2』では[[散弾銃|ショットガン]]の扱いはやや不慣れであったが、『4』では射撃姿勢を変えるなどして手馴れたものとなっている)。[[ラクーンシティ]]で発生した猟奇事件に興味を持ち、[[警察学校]][[卒業]]後は自ら同市への配属を願い出た。
 
『2』での愛車は[[ジープ・ラングラー]]だったが、ラクーンシティの消滅に伴い、失われてしまった。銃はいわゆるマイナー系が好きで、『2』で使用した[[H&K VP70]]は警察からの支給物ではなく、私物であったらしい<ref>「[[アームズマガジン]]」2001年9月号 24ページより。</ref>。『4』以降ではナイフの扱いに長けており、銃を持ったエイダを圧倒した(その際、プレイヤーに対して「接近戦ではナイフの方が速い」という戦いのヒントも出している)。体術は蹴り技を主としており、投げ技も使う。
 
非喫煙者であるため、『4』では同行警官から[[タバコ]]を勧められた際に断っており、ルイス・セラから持っていないかを尋ねられた際も「[[ガム]]ならある」と答えている。なお、『2』では[[ジッポー|ライター]]を所持していたが、これはラクーンシティ警察署(以降、「R.P.D.」)の[[エンブレム]]が刻印された支給品。着用していたR.P.D.の[[制服]]も事前に支給されたものであり、道中の[[モーテル]]で着替えを済ませている。また、私服では皮のボンバージャケットを好んで着用するが、『4』では敵に盗まれてしまった。
 
『4』以降の作品では、よりクールな面が強調され『2』の頃より身体能力精神力大きく成長している様子であり、どんな苦境でもジョークをしばしば口にする余裕を見せる。また、日本語版では「泣けるぜ」というセリフ台詞が口癖になっているが、和訳すると本来の英語の台詞は意味が全く異なる。
 
友人に[[私立探偵]]の[[アーク・トンプソン]]がいる。
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== ストーリー ==
=== 『バイオハザード2』 ===
R.P.D.への着任日の前日にラクーンシティ着任を巡って恋人と大喧嘩の末別れを経験し<ref name="OfficialGuide"> {{Cite book|和書|author=[[スタジオベントスタッフ|ベントスタッフ]]|year=1998|title=バイオハザード2 公式ガイドブック|publisher=発行:[[カプコン]]、発売:[[アスペクト (企業)|アスペクト]]|isbn=4-7572-0012-9}}</ref>、誠実であるがゆえに大荒れしてヤケ酒をあおって爆睡した影響で派手遅刻となり、する。朝着くはずだったラクーンシティへ着いたのは、既に日も暮れていた頃であった。
 
いきなりゾンビの群れに襲われた後、[[行方不明]]の兄[[クリス・レッドフィールド]]を探す女性[[クレア・レッドフィールド]]と出会い、う。クレアと協力して生還者の救出に当たることを決意し、逃げ込んだ先のR.P.D.では[[エイダ・ウォン]]という女性と出会うが、真相を究明していくうちに今回の事件がアンブレラの発明した「[[T-ウィルス]]」「[[バイオハザードシリーズ|G-ウィルス]]」という名の2つの悪魔のウィルスによってもたらされたもの、事件に[[アメリカ合衆国]][[政府]]が関与していること、エイダが各ウィルスを奪うために潜伏していた[[スパイ]]だったことを知る。しかし、共に協力しながら行動しているうちにエイダを愛してしまとは惹かれ合ており、エイダもレオン自身を愛してしまっていた(レオン裏編では、2人のキスシーンがある)。
 
やがて、再会したクレアや彼女が助け出していた少女[[シェリー・バーキン]]と共にラクーンシティを脱出した彼はすると、アンブレラの壊滅を誓った。
 
=== 『2』から『DC』の間のレオンの行動 ===
兄を探すクレアを気遣って別行動を取らせ、シェリーと共にアメリカ合衆国政府へ保護される。その後、政府の諜報員と名乗る男にサバイバル能力の高さを買われて政府の[[エージェント]]になることを要請され(実質的にシェリーを人質にされた状態だったため、半ば脅迫めいた打診ではあったが)、シェリーの身柄保全を交換条件に、エージェントとしての訓練を受けることとなる。
 
後にしかしアンブレラへの追求を緩めることはなく、シーナ島におけるアンブレラの研究施設の情報を掴むと、友人のアークに頼んで調査に当たらせた。また、ロックフォート島からクレアのSOSを受け取ると、クリスの居場所を突き止め、彼に妹の危機を知らせた。エージェントになる訓練の過程の中で、ラクーンシティで死亡したと思っていたエイダが生存しており、元S.T.A.R.S.隊長で洋館事件の黒幕であった[[アルバート・ウェスカー]]の下で活動を再開していることを知る。
 
=== 『バイオハザードDC』 ===
『4』までの間にもいくつかのミッションに参加しており、その内の1つが本作で語られた「オペレーション・ハヴィエ」である。
 
南米の麻薬王ハヴィエ・ヒダルゴが元アンブレラの関係者と接触したという情報を元に、[[アメリカ特殊作戦軍]]所属の[[ジャック・クラウザー]]とパートナーを組んでハヴィエの潜伏先である南米のアムパロへ向かうが、案内人の居るミックスコアトル村はハヴィエが送り込んだB.O.W.によって既に壊滅してしまっていた。
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教会で巨大なB.O.W.(ヒルダ)との戦闘を行った後、教会内部で少女マヌエラを発見、ハヴィエの潜伏先から逃げてきたというマヌエラの道案内でダムへ到達するが、ハヴィエとの接触直後にダムの放水で流され、マヌエラとは離散してしまう。その後、何とか合流したマヌエラから彼女とT-Veronicaウィルスに関する秘密を聞かされた後、ダムを抜けてハヴィエの居城へ向かう。
 
放っておけばマヌエラがいずれ怪物化してしまうことを危惧したクラウザーは、自身に「俺たちの脅威になってしまう前に彼女を始末した方がいいのでは」と打診するが、[[アメリカ合衆国大統領|大統領]]からウィルスを根絶するという特命を受けていたため、改めてクラウザーに協力を依頼それを快諾したクラウザーと共にハヴィエの居城へ進入する。しかし、この時には既にクラウザーが内心で「自分は結局政府の駒か」と思い始めていたことを彼は見抜けなかった。
 
ハヴィエからマヌエラの怪物化しない秘密を聞かされた直後にはヒルダと再び戦闘になり、クラウザーが左上腕に深手を負ってしまう。その後、巨大なクリーチャー「V・コンプレックス」を退けて生還するが、クラウザーは傷が完治せず軍を除隊となり、しばらくして行方をくらましてしまった。
 
=== 『バイオハザード4』 ===
ラクーンシティ脱出から6年後、肉体的にも精神的にも大きな成長を遂げた彼は、[[ホワイトハウス]]直属エージェントとなっていた。
 
警護を担当するはずだった大統領の娘である[[アシュリー・グラハム]]が何者かによって拉致されたため、彼女を救出するべく[[ヨーロッパ]]へ向かい、同じくアメリカの組織に属する[[サポーター]]の女性[[イングリッド・ハニガン]]の情報から、その任務に赴いた地方独自の宗教ロス・イルミナドスの教徒らがアシュリー誘拐に加担していることを知る。
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アシュリー捜索中にルイス・セラと名乗る男性と出会うが、訪れた村で村人たちの襲撃を受け、ロス・イルミナドスが研究した寄生体「[[プラーガ]]」に侵されてしまい、その症状が進行する前にアシュリーの探索を続行し、教会で監禁されていた彼女の救出に成功した直後、ロス・イルミナドスの教祖[[オズムンド・サドラー]]により、プラーガを用いた[[革命]]と称した[[世界征服]]計画を知ることになる。
 
やがて、エイダと再会した彼は、彼女の陰ながらの助力をつつ、村からの脱出を図る。
 
しかし、自身の前には2年前に行方不明になったはずのクラウザーが立ちはだかり、体内に取り込んだプラーガの力を解放する。クラウザーいわく「世界の狂ったパワーバランスを変える」の真意は最後まで明らかにされなかったが、死闘の末に彼を撃破する(実はこの時点においてクラウザーはまだ生存しており、後でエイダに止めを刺された)。
 
その後、アシュリーと共にプラーガの駆逐と治療に成功した彼はすると遂にサドラーを打倒し、無事に脱出してミッションを終えた。
 
=== 『バイオハザード ディジェネレーション』 ===
アシュリー誘拐事件から1年後、エージェントとしての経験をさらに積んだレオンは、アシュリーを救出したこともあって大統領から絶大な信頼を得ていた。
 
ある日、アメリカ中西部にあるハーバードヴィル[[空港]]でゾンビが大量発生し、空港内部は[[パニック]]に陥り、る。それを知った合衆国政府は収拾を着けるべく、自分レオンを現場へ向かわせる。そこで事実上の現場責任者として奮闘しながら、クレアと思わぬ再会を果たす。
 
クレアや現地警察の特殊部隊「SRT」隊員アンジェラ・ミラーの協力を得ながら、上院議員ロン・デイビスやクレアの知人の娘ラーニー・チャウラーをはじめとした数人の生存者を辛うじて救出し、空港内のゾンビも突入した[[アメリカ海兵隊|海兵隊]]に制圧されたことで、事件は終息を迎えたと思われた。しかし、今回の事件がアンジェラの兄カーティス・ミラーによって引き起こされたバイオテロであることが発覚し、アンジェラと共にカーティスの身柄確保へ出向くこととなる。
 
しかし、自分レオン達がカーティスの元へ踏み込んだ時には一足遅く、彼は製薬会社ウィルファーマ社の研究所で真の黒幕フレデリック・ダウニングにG-ウィルスを投与され、絶大な力を持つクリーチャー「G-カーティス」と化してしまっていたが、苦戦の末にG-カーティスを撃破し、フレデリックを逮捕して事件を無事に解決させた。
 
=== 『バイオハザード5』 ===
名前のみの登場『4』での事件(主にプラーガやガナードの生態)について詳述したものが、「ケネディ・レポート」(日本語字幕では「レオン・レポート」)として報告されていることが、主人公のクリスの言葉台詞から明らかになっている。
 
=== 『バイオハザード6』 ===
数々のミッションをこなし、大統領直轄のエージェント組織「DSO(Division of Security Operations) のエージェントとなっている。
2013年、アメリカ、大統領アダム・ベンフォード(彼をエージェントに迎え入れたのは政府高官時代の彼である)はラクーン事件の真相を公表を決意するが、講演を予定していた『トールオークス』でバイオハザードが発生し、大統領も感染、ゾンビとなってしまい、止む無く彼を射殺、「自分がこの事態を引き起こした」と告げる同僚、ヘレナ・ハーパーが「そこで全てを話す」という教会へ向かうことになる。
 
2013年、アメリカ、大統領アダム・ベンフォード(レオンをエージェントに迎え入れたのは政府高官時代のアダムである)はラクーン事件の真相公表を決意するが、講演を予定していたトールオークスでバイオハザードが発生したため大統領アダムも感染してゾンビとなっ化してしまい、止う。やアダムを射殺すると、「自分がこの事態を引き起こした」と告げる同僚ヘレナ・ハーパーが「そこで全てを話す」という教会へ向かうことになる。
たどり着いた教会の地下に隠された研究施設で、C-ウィルスの「サナギ」から誕生するエイダ(カーラ)の映像を目撃、研究施設のさらに地下に存在する遺跡でヘレナの妹デボラを発見するが、既に彼女はC-ウィルスを投与されており変異してしまう。その後、現れたエイダと共にデボラを撃退し、ヘレナからデボラを拉致し、ヘレナにバイオテロの協力をさせたのは大統領補佐官ディレック・C・シモンズだと告げられ、シモンズを告発しようとするが、逆に大統領暗殺とバイオテロ首謀者の容疑を掛けられてしまい、地下遺跡を脱出した2人はハニガンの協力で自らを死んだことにし、シモンズを追って中国へ向かう。
 
たどり着いた教会の地下に隠された研究施設で、C-ウィルスの「サナギ」から誕生するエイダ(カーラ)の映像を目撃、研究施設のさらに地下に存在する遺跡でヘレナの妹デボラを発見するが、既に彼女はC-ウィルスを投与されており変異してしまう。その後、現れたエイダと共にデボラを撃退すると、ヘレナからデボラを拉致しヘレナにバイオテロの協力をさせたのは大統領補佐官ディレック・C・シモンズであるこ告げられる。シモンズ告発しようとするへ動くが、彼から逆に大統領暗殺とバイオテロ首謀者の容疑を掛けられてしまい、った2人は地下遺跡を脱出した2人はすると、ハニガンの協力で自らを死んだことにし、シモンズを追って中国へ向かう。
中国へ向かう飛行機の中でバイオハザードが発生し、飛行機は墜落してしまうものの、なんとか中国へ降り立った2人はシェリーやクリスの協力もあり、シモンズを発見、バイオハザードの発生した中国で、C-ウィルスにより変異したシモンズと何度も死闘を繰り広げるが、エイダの協力もあり、最後にはシモンズを撃退し、中国を脱出、帰国後はエイダから受け取ったデータによりシモンズの犯行と2人の無実が証明され、エージェントに復帰する。
 
中国へ向かう飛行機の中でバイオハザードが発生し、飛行機は墜落してしまうものの、なんとか中国へ降り立った2人はシェリーやクリスの協力もあり、ってシモンズを発見する。バイオハザードの発生した中国で、C-ウィルスにより変異したシモンズと何度も死闘を繰り広げるが、エイダの協力もあり、って最後にはシモンズを撃退し、中国を脱出する。帰国後はエイダから受け取ったデータによりシモンズの犯行と2人の無実が証明され、エージェント復帰するした
 
== 主な使用武器 ==