「落ち」の版間の差分

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'''落ち'''('''おち・オチ''')
*笑い話など、物語の結末のこと。下げとも言う(本記事で詳述)
*テレビドラマや映画などで、[[クレジットタイトル|キャストロール]]の最後に名前が出る俳優。ドラマ内の最ベテラン役者や重要な役どころの俳優が名を連ねるのが一般的。
*警察用語。「自供(した、する等)」と言う意
<!-- {{未検証|date=2007年6月5日 (火) 09:38 (UTC)}} -->
'''落ち'''('''おち''')とは、笑い話など[[物語]]の結末のこと。多くの場合おかしみのある部分だが[[怪談]]などの結末も指すため一概には言えない。'''下げ'''(さげ)とも言う。
演者が'''下げ'''ると客が'''落ち'''るため、厳密には'''下げ'''には演者の技量も含まれる。
 
==落語の落ち==
===古典的な分類===
[[落語]]の落ちとしては最も一般的な分類法だが、分類の視点が統一されていないなどの欠点があるため、あたらしい分類が複数考案されている。
; [[にわか]]落ち
: [[駄洒落]]の落ち、「[[地口]]落ち」とも
; 拍子落ち
: 何度か目の落ち調子よく話が進んで終わるもの
; 逆さ落ち
: 立場が入れ替わるもの
: 決めの台詞で終わるもの
; ぶっつけ落ち
: 全く関係のない落ちを持って来て,終わりにする。「[[薬缶 (落語)|やかん]]」が代表的な,)
; しぐさ落ち
: 身振りで表して終わるもの
: しぐさ落ちは、話芸による落語のなかでも特異であると言える。演者が実際に高座で倒れる『[[死神 (落語)|死神]]』が代表例。
; '''冗談落ち'''
: 本来の下げまで語ると持ち時間内で収まらないとき、切りの良い所で「冗談言っちゃいけねえ」といって終わらせる。
 
===桂枝雀による4分類===
[[桂枝雀 (2代目)|桂枝雀]]は笑いは緊張の緩和によって起こるという理論を立て、それと平行して落語の落ちを4種類に分類した。観客がどこで笑いを感じるかに視点を定め科学的な分類を実現した。<ref>桂枝雀『らくごDE枝雀』[[ちくま文庫]]刊、1993年10月21日発行(90(90-125ページ)</ref>
 
; ドンデン
: 安定状態を経由せず、通常の状態からいきなり物事が不安定な方向に逸脱してしまう作用によって笑いが起きる。逆のパターンが「合わせ」である。
; 合わせ
: 不安定な状態を経由せず、2つの異なる物事が合致してしまう安定化の作用によって笑いが起きる。逆のパターンが「へん」である。
 
==漫画のオチ==
本記事の記事名は「落ち」だが、[[漫画]]の分野においては、漢字ではなくカタカナで「'''オチ'''」と表記されることが多い。
 
===(4(4コマ以外の)ギャグ漫画のオチ===
 
===4コマ漫画のオチ===
[[4コマ漫画]]では、縦に1列に並べた4コマを[[起承転結]]の配置とし、4コマ目にオチを配置するのが基本的な表現形式である。4コマ漫画でのオチは、駄洒落や言葉遊びを用いるもの、突拍子も無い状態に突然移行させるものなどのように、落語の落ちと同様のものもあれば、キャラクターの性格を用いるもの、既に1 - 3コマ目が充分に不条理であることを再認識させるものなど、様々なパターンがある。<!--他の類型もあれば追加し、多くなってきたら箇条書きにして下さい-->
 
ただし、最近は、3コマ目にもオチを配置した'''2段オチ'''と呼ばれるものや、本来は内容の表題であった小見出し(サブタイトル)もオチの要素とするもの(4(4コマ目まで読んで初めて小見出しの意味がわかるもの)など、必ずしも起承転結に沿わない形で笑いを取るものも多い。ここにおいて、<span style="text-decoration:underline;">「オチ」という語は、本来の「結末」の意味は既に失われ</span>、単に笑わせどころ(作者が読者を笑わせるための仕掛けを施した箇所)の意としてのみ使われている。
 
また、各4コマごとにオチをつけながら完結させずに次の4コマに連続させる、ストーリー4コマと呼ばれる形式も存在するが、この形式においては、4コマ漫画でありながら笑わせどころが存在しない場合もある。この場合の4コマ目は、感動させるなど情動に訴えるものや、次回への伏線を貼って期待を持たせるものなど、“笑わせどころではないが「話の結末」としては適切なもの”になることが多い。ただし、この場合にも前者は'''感動オチ'''と称されることがあり、<span style="text-decoration:underline;">笑わせどころでなくても「オチ」という語が使われている</span>。
 
4コマ漫画での「オチ」は、どの場面を指し、どのような描写であるか、一義的に定まるものではないとよう
 
{{節stub}}
: ただし、安全性やタレントの保険の費用高騰などから、現在のテレビのコントではそれほど用いられない手法である。
; 天丼
: Aが見本を見せてBが真似するが上手くいかない、または、Aが言ったことBが勘違いするというパターンを繰り返すこと。
:(例『[[雲の上団五郎一座]]』の[[三木のり平]]と[[八波むと志]]の「[[源氏店]]」のやりとり)
: 古典コントの「天丼」に由来する。最近では同じギャグ・ボケを繰り返すボケを指すことが多い。
; 楽屋オチ
: その芸人、または業界の周辺事情を知っていないと笑えないオチ。「内輪受け」とも呼ぶ。本来は落語での用語。演者やスタッフ・関係者にはウケるが、周辺事情を知らない観客・視聴者にとっては理解できず、常連やマニアを対象にした手法と言える。
: 逆に、楽屋オチが認知されると、その周辺事情が観客・視聴者にも周知の事実になる。
; スカシ
: たいしたオチではないのに期待を煽るような演出をすること。例えば「大物タレント登場」という前フリをしておきながらそれほど大物ではないタレントが登場するパターンや、「大物」とは実は地位ではなく体格のことであった、などのように視聴者に勘違いをさせたりる。といったパターンがある。
 
===漫画、アニメなど===
; [[夢オチ]]
: 波乱に満ちたストーリー展開を見せるが、「それは夢だった」という結末で終わること。収拾がつかなくなったりした場合や、話を一気に終わらせる場合に用いられることもある。映画や漫画などでは、安易に用いると手を抜いていると思われる手法である。伏線として登場人物が途中で睡眠または気絶、もしくは意識を失うほどの何らかのショックを受ける場合、といった伏線があることが多い。{{see also|ドラえもんの最終回#のび太植物人間説}}
: 学園モノや特撮などのパロディ(いわゆる番外編)を展開するために使われることもある。
; 楽屋オチ
: 上記のお笑いにおける「楽屋オチ」同様、その作者、または業界の周辺事情を知っていないと笑えないオチ。夢オチ同様、あまり好まれない終わり方のひとつ。
: 結末で漫画的に爆発すること。その場を強引に終わらせるものがほとんどだが、[[むさしのあつし]]「[[スーパーボンバーマン (漫画)|スーパーボンバーマン]]」(1993年 - 2002年、『[[月刊コロコロコミック]]』連載)のように、どのようにして爆発オチに持っていくかに趣向を凝らしたものもある。
; 「オレたちの戦いはこれからだ!」オチ
: 雑誌の廃刊や作品自体の人気不振などから打ち切りが決まった作品に多い。本来であれば時間をかけて解決するはずの設定を消化しきれず、主人公の動向に含みを持たせた形でフェードアウトする。結果として伏線なども回収されないケースがほとんどである。しかしそのことを逆手に取り、ギャグ漫画やギャグアニメの中で「ベタなオチ」として用いられることがある。この場合、打ち切り作品特有のオチであることを読者(視聴者)が知っている前提で用いられるため、同時に「楽屋オチ」としての側面も持ち合わせている。{{see also|打ち切り#漫画雑誌の方針}}
; ループオチ
: 物語開始時点と同じ状況で終わり、物語が果てしなく続いていく(繰り返される)印象を与えるオチ。無限ループとも呼ばれる。その特性から夢オチと併用されることもある。大抵は登場人物や時間軸など冒頭とまったく同じ状況で終わるパターンと、被害者だった主人公が加害者の立場に成り代わる「ミイラ取りがミイラになる」パターン、このどちらかに属する。
 
== 出典 ==
<references/>
 
 
== 関連項目 ==
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