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=== 「ぼたもち」と「おはぎ」の関係 ===
ぼたもち(牡丹餅)とおはぎ(御萩)の関係については諸説ある。
* 春のものを「ぼたもち」、秋のものを「おはぎ」とする説<ref name="maruzensyokuhinsougoujiten_p166maruzensyokuhinsougoujiten-syosetsu_p166">『丸善食品総合辞典』丸善 p.166 1998年(諸説ある中の一説として紹介)</ref><ref name="kanbutsunojiten_p557">星名桂治著『乾物の事典』東京堂出版 p.210 2011年</ref>
** 語源については、それぞれ、「ぼたもち」については[[牡丹]]の花に似せてこれを見立てたものであるとする説<ref name="maruzensyokuhinsougoujiten_p1014">『丸善食品総合辞典』丸善 p.1014 1998年(諸説ある中の一説として紹介)</ref>があり、「おはぎ」については[[萩]]の花が咲き乱れている様子に見立てたものであるとする説<ref name="nihonsyokuhindaijiten-syosetsu_p557">杉田浩一編『日本食品大事典』医歯薬出版 p.557 2008年(諸説ある中の一説として紹介)</ref><ref name="maruzensyokuhinsougoujiten-syosetsu_p166"/>がある。その上で春のものは「ぼたもち」、秋のものは「おはぎ」と名前が異なっているだけであるとする説<ref name="maruzensyokuhinsougoujiten-syosetsu_p166"/><ref name="kanbutsunojiten_p210">星名桂治著『乾物の事典』東京堂出版 p.210 2011年</ref>がある。
** なお、東京では春秋ともに「おはぎ」と呼んでいたとの指摘がある<ref name="maruzensyokuhinsougoujiten-syosetsu_p166"/>。
** 「おはぎ」は[[萩]]の花が咲き乱れている様子に見立てたものであるとする説<ref name="nihonsyokuhindaijiten-syosetsu_p557">杉田浩一編『日本食品大事典』医歯薬出版 p.557 2008年(諸説ある中の一説として紹介)</ref><ref name="maruzensyokuhinsougoujiten_p166"/>
** なおもち米を主とするものが「ぼたもち」東京では春秋うるち米を主するのが「おはぎ」と呼んいたとの指摘があるとする説<ref name="maruzensyokuhinsougoujiten_p166maruzensyokuhinsougoujiten-syosetsu_p166"/>
* もち米を主とするものが「ぼたもち」、うるち米を主とするものが「おはぎ」であるとする説<ref name="maruzensyokuhinsougoujiten_p166"/>
 
* あん(小豆餡)を用いたものが「ぼたもち」、きな粉を用いたものが「おはぎ」であるとする説<ref name="nihonsyokuhindaijiten-syosetsu_p557"/>
* その他の説
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とするなど、さまざまの場合がある。
 
小売店等では春に「おはぎ」、秋に「ぼたもち」として販売していることも珍しくはないあるただ、食材事典などでは食品の一般名称としては同じものであり「ぼたもち」と「おはぎ」名前が異なるだけで同じものを指すものとして扱われている場合も多い<ref>主婦の友社『料理食材大事典』では「牡丹餅」の項目は「おはぎ」への参照となっている(『料理食材大事典』主婦の友社 p.783 1996年)</ref><ref name="kanbutsunojiten_p210"/>。
 
=== 季節ごとの呼称 ===