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'''汪 大渊'''(おう いえん、ワン・ダーユエン、ラテン文字表記:Wang Dayuan、[[1311年]] - ?)、字は煥章、[[14世紀]]、[[中国]][[元 (王朝)|元]]代の航海家。「渊」は「淵」の[[異体字]]であり'''汪 大淵'''とも記載される。
 
[[1311年]][[江西省|江西]][[南昌]]生まれ。[[1330年]]と[[1337年]]の2度にわたって[[福建]]の[[泉州市|泉州]]を出航し、[[インド洋]]沿岸各国を訪れた。[[1349年]]、[[泉州市|泉州]]で『[[島夷志略]]』を著し、記述は[[東南アジア]]、[[インド]]、[[イスラム]]諸国から[[ヨーロッパ|欧州]]、[[アフリカ]]にまで及ぶ。中国の対外関係史上重要な文献である。