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[[Image:Lunar base concept drawing s78 23252.jpg|thumb|300px|right|月面基地のマスドライバー([[アメリカ航空宇宙局|NASA]]の想像図)]]
'''マスドライバー'''('''Mass driver''')とは、[[惑星]]の[[人工衛星の軌道|衛星軌道]]上や[[衛星]]の[[周回軌道]]上に物資輸送を大量輸送に向くよう効率良く行うための[[装置]]/[[設備]]/[[施設]]で、地上から[[宇宙速度#第一宇宙速度|第一宇宙速度]]にまで加速した[[コンテナ]]などを「放り上げる」物である。(ただしSFなどに登場するロケットを使用した段階式ではマスドライバーだけで第一宇宙速度までは到達しない)この装置は実用化に向けて様々な研究もなされており、[[宇宙]]を舞台とした[[サイエンス・フィクション|SF]]作品にしばしば登場する(大規模な[[カタパルト]]とも言える)。
 
==概要==
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: 月面や小惑星基地に設置されており、宇宙船や[[モビルスーツ]](人型兵器)を遠方の宙域へ移動させるための加速を得るために利用された。また後年、定期的に地球から宇宙([[スペースコロニー]]など)に向け、人及び個人の財産や過去の貴重な遺産などを送り出す施設ともされた。完全中立を謳う[[宇宙引越公社]]によって運営され、ヨーロッパのアーティ・ジブラルタルにマスドライバーが設置された。他にも地球を岩で爆撃する兵器としても転用された(『[[機動戦士ガンダム]]』などの[[宇宙世紀]]シリーズ)。
: 宇宙船がザックトレーガー([[テザー推進|ロトベーター]])へアプローチするために、南アメリア・マニューピチに作られた施設。長年遺跡状態にあったが、ウィルゲム飛翔のため復元された(『[[∀ガンダム]]』)。
: [[オーブ連合首長国]]などの赤道付近にて、戦艦等を地上から宇宙空間へと飛び立たせるための施設として登場している。初期加速にレールを使用し、多段式ロケット等で段階加速を行い脱出する。オーブの他にも[[機動戦士ガンダムSEEDの登場勢力#南アフリカ統一機構|南アフリカ統一機構]]のビクトリア、[[機動戦士ガンダムSEEDの登場勢力#東アジア共和国|東アジア共和国]]のカオシュン、[[機動戦士ガンダムSEEDの登場勢力#南アメリカ合衆国|南アメリカ合衆国]]のパナマに存在(『[[機動戦士ガンダムSEED]]』『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』)。
; [[宇宙の騎士テッカマン]] ([[アニメ]])
: 主人公達の乗る宇宙船は通常は地上におり、出動時にマスドライバーで宇宙に発進している。宇宙船の後部に、二段式のロケットブースターを接続し、軌道上で二段階の加速後、射出される。