「近代オリンピック」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
34行目:
[[アマチュアリズム]]を基本とし、古代の平和の祭典の復興を目指したオリンピックであるが、二度の世界大戦や、[[ミュンヘンオリンピック事件|ミュンヘン大会におけるテロ事件]]、冷戦下での[[アフガニスタン戦争]]に伴う東西のボイコット合戦など、時々の国際政治の影響は大きい。特に[[ヒトラー]]政権下による1936年のベルリン大会は、五輪そのものが利用された色彩が強く、[[聖火リレー]]のルートを後日[[ドイツ軍]]がそのまま逆進したとされたり、[[ナチズム]]に対する批判をかわすために一時的にユダヤ人政策を緩和したりするなど、政治が大きく陰を落としたものとなっている。なお、夏季大会において、第1回大会から全て参加しているのは、[[ギリシャ]]・[[イギリス]]・[[フランス]]・[[スイス]]・[[オーストラリア]]<ref>1908年・1912年のオリンピックでは、[[オーストララシア]]として参加。</ref>の5ヶ国のみである。
 
ギリシャによる開催は、[[1896年]]と[[2004年]]が正規のものとされている。第1回大会の十年後、1906年アテネ中間大会が唯一、例外的に開催され、開催事実も記録も公式に認めてメダル授与も行っている。しかし、4年に1度のサイクルから外れた開催であったため、後にこれはキャンセルとされ現在では正規の開催数に計上されておらず優勝者もメダリスト名簿に加え外され登録されていない。
 
各期毎の概略は、以下を参照。