「モンドラゴン (ヴォクリューズ県)」の版間の差分

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fr:Mondragon le 26 octobre 2012 à 14:24. (CEST UTC +1)より地理、歴史節翻訳。経済、人口統計節抄訳。
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{{Communefra
|nomcommune=Mondragon
|image=[[ファイル:Blason ville fr Mondragon (Vaucluse).svg|130px]]<br /><br />[[ファイル:Mondragon (3).JPG|300px ]]
|région=[[プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏]][[file:BlasonPACA.PNG|25px]]
|département=[[ヴォクリューズ県]][[file:Blason département fr Vaucluse.svg|25px]]
|arrondissement=[[アヴィニョン郡]]
|canton=ボレーヌ小郡
|insee=84078
|cp=84430
|maire=クリスチャン・ペイロン
|mandat=[[2008年]]-[[2014年]]
|intercomm=[[:fr:Communauté de communes Rhône-Lez-Provence]]
|longitude=4.713611
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|date-sans=[[2009年]]
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'''モンドラゴン''' ('''Mondragon''')は、[[フランス]]、[[プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏]]、[[ヴォクリューズ県]]の[[コミューン]]。
 
==地理==
県北東部に位置する。
 
[[オートルート A7|A7]]が、モンドラゴンを通る道路で最も有名である。県道26号線、44号線、152号線もまちに通じる。県道12号線は南北を軸としてまちの東部を通過する。A7はまちを通るが出口はない。最寄りの出口は北の[[ボレーヌ]]にある19番出口、南の[[ピオランク]]にある20番出口である。
 
まちは東のユショー山地と西の[[ローヌ川]]渓谷の間に位置する。
 
南北を軸としているドンゼール=モンドラゴン運河(ローヌ川)がまちの西部を通る。まちの西側を通るレズ川はピエールラットを流れて最後に運河に合流する。
 
モンドラゴンの気候は[[オランジュ]]の気候表に準ずる[[地中海性気候]]である。乾季が年2回あり(冬は短く夏は長い)、雨季が秋(激しい大雨がある)と春の2回ある。
 
==歴史==
[[file:Mondragon (5).JPG|left|thumb|200px|中世の町並み]]
[[file:Vignoble du Massif d'Uchaux à Mondragon.jpg|left|thumb|200px|モンドラゴンのブドウ畑]]
[[新石器時代]]の土器がラ・ロック・シアン洞窟から発見されている<ref name="RB276">Robert Bailly, {{opcit}}, p. 276.</ref>。
 
ローマによる植民地化はサン・ジャン地区に重要な跡を残した。様々な建物の基礎に加え、高さ1.8mのガリア人戦士の像が発見された。像はカルヴェ・ダヴィニョン博物館に収蔵されている<ref name="RB276"/>。
 
1114年、皇帝[[ハインリヒ5世 (神聖ローマ皇帝)|ハインリヒ5世]]はモンドラゴンに高い権利と[[アルル]]大司教座の司法権を授けた。まちには[[神聖ローマ帝国]]皇子の称号が与えられた<ref name="JC226">Jules Courtet, {{opcit}}, p. 226.</ref>{{,}}<ref>É. Baratier, G. Duby et E. Hildelsheimer, ''Atlas historique de Provence'', Paris, 1969.</ref>。1143年、ギヨーム・ド・モンドラゴンは大司教座の臣下となった<ref name="RB276"/>。
 
しかし12世紀初頭の憲章によると、まちはプロヴァンス伯レーモン・ド・トゥールーズの宗主権下にあったことを示している。プロヴァンス伯はドラゴネ家を家臣として認識しており、ドラゴネ家は自分たちの名を冠したカストゥルム、Mons Dragonisを丘の上に築いた。デルブー男爵領はオランジュ公国に属する飛び地であった<ref name="JC226"/>。1128年のオランジュ公国の憲章では、デルブー男爵領がオランジュ公に忠誠を示した封土であると示している<ref name="RB277">Robert Bailly, {{opcit}}, p. 277.</ref>。プロヴァンス伯とアルル大司教間の闘争による影響が、何世紀にもわたって続いた。1178年、大司教の締めつけに抵抗して、トゥールーズ家はモンドラゴンに共同領主として通行料徴収所を与えた。14世紀に通行料徴収所は4箇所あった。
 
1224年、ドラゴネ家はアルル共和国のポデスタになった<ref name="JC226"/>。アヴィニョンに[[ローマ教皇]]が着座した影響から、モンドラゴンの属する[[カウンティ]]を担当していた[[アンジュー家]]とアルル大司教との争いが緩和された。緊張が落ち着くと、オランジュ公としてボー家の跡を継いだシャロン家がデルブー男爵としてモンドラゴン領主となった。
 
次の世紀もこの宥和政策が続き、1510年以降デルブー男爵はアルマリックを封土として与えられ、モンドラゴンはオランジュ公に臣従した<ref name="RB277"/>。
 
1536年、[[カール5世 (神聖ローマ皇帝)|カール5世]]がプロヴァンスへ侵攻した時、[[エクス=アン=プロヴァンス|エクサン=プロヴァンス]]高等法院の議員たちはモンドラゴンへ逃げた<ref name="Jules Courtet">Jules Courtet, {{opcit}}, p. 227.</ref>。同年、[[フランソワ1世 (フランス王)|フランソワ1世]]がオランジュ公国をフランスに併合した。1560年、[[フランソワ2世 (フランス王)|フランソワ2世]]は決定を元に戻し、共同領主がオランジュ公の称号を[[フランス革命]]まで維持し続けた<ref name="RB277"/>。
 
17世紀、シュズとロシュギュドがモンドラゴンの封土に加わった<ref name="RB276"/>。デルブー男爵領はポール・ド・ミストラルの封土となった<ref name="RB277"/>。
 
アルル大司教や、名目上の共同公に替わって公国を支配していた2人の受託者は、1710年に自らを首長とコンシュルとした<ref name="Jules Courtet"/>。17年後、モンドラゴン公の称号を持つ共同領主は6人存在していた。
 
19世紀、ローヌ川の沖積平野に位置するコミューンでは、コムギ、アカネ、野菜、蚕の繭が生産されていた。コミューン東部の丘陵地帯では、鉱山から褐炭が掘られ、採石場からは砂岩も提供されていた<ref name="JC226"/>。
 
==経済==
シャンブル・ドット(民宿)、ホテル、キャンプ場の存在で証明されるように、モンドラゴン経済において観光は重要な役割を果たしている。
 
モンドラゴンでは[[AOC]]指定されているワイン、マッシフ・デュショー([[:fr:Massif-d'uchaux (Côtes-du-rhône villages)|fr]])が生産されている。
 
==人口統計==
{| class="wikitable" style="font-size:100%"
|-
! 1962年
! 1968年
! 1975年
! 1982年
! 1990年
! 1999年
! 2006年
|-
| 1945
| 2592
| 2399
| 2913
| 3118
| 3363
| 3523
|}
参照元:1968年以降[[INSEE]]
 
==脚注==
{{Reflist}}
 
==参考文献==
* Jules Courtet, ''Dictionnaire géographique, géologique, historique, archéologique et biographique du département du Vaucluse'', Avignon, 1876.
* Robert Bailly, ''Dictionnaire des communes du Vaucluse'', Éd. A. Barthélemy, Avignon, 1986. {{ISBN|2903044279}}
 
{{デフォルトソート:もんとらこん}}
[[Category:ヴォクリューズ県のコミューン]]
 
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