「碓井貞光」の版間の差分

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[[源頼光]]に仕え、[[渡辺綱]]を筆頭とする頼光四天王の一人と称される。[[大江山]]の[[酒呑童子]]退治で有名。『[[今昔物語]]』には源頼光の三人の家来の一人として、その名が記されている(なお、『今昔物語』には四天王の筆頭渡辺綱の名前はない)。
 
越後から上野へと向かう道中、野宿する事になった貞光が読経をしていると「汝が読経の誠心に感じて四万の病悩を治する霊泉を授ける。我はこの山の神霊なり」とのお告げを受けた。そこで貞光が周囲を調べたところ温泉を見つけて「御夢想の湯」と呼び、これが[[四万温泉]]の由来になったという。
 
またある時、貞光が帰郷すると碓氷峠に巨大な[[大蛇]]が住み着き、人々を苦しめていた。そこで貞光は[[十一面観世音菩薩]]の加護のもと、大鎌を振るって大蛇を退治すると、[[碓氷山定光院金剛寺]]を建立し、そこに観音菩薩と大蛇の頭骨を祀ったという。
 
[[童話]]『[[金太郎]]』では、[[樵]]に身をやつし、強い人材を求めて旅をするさなか[[足柄山]]で[金太郎を見いだして源頼光のもとへ連れて行くという役割を与えられている。