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押領使は、基本的には[[国司]]や[[郡司]]の中でも武芸に長けた者が兼任し、主として現代でいう地方警察のような一国内の治安の維持にあたった。中には、一国に限らず一郡を兼務していた者や、一時は[[東海道]]・[[東山道]]といった道という広範囲に渡っての軍事を担当した者もある。
いずれにしても、地元密着型の職務であることから、押領使には土地の豪族を任命することが主流となり、彼らが現地において所有する私的武力がその軍事力の中心となった。[[下野国]]押領使として[[天慶の乱]]にて[[平将門]]を滅ぼした[[藤原秀郷]]などが有名。なお[[荘園]]にも押領使は存在し、荘園内の治安の維持にあたったと思われる。
[[category:制の|おうりようし]]