「地球のトロヤ群」の版間の差分

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'''地球のトロヤ群''' (Earth trojan asteroid) は、[[太陽]]に対する公転軌道を[[地球]]と共有し、地球-太陽の[[ラグランジュ点]]L<sub>4</sub>(前方60°)とL<sub>5</sub>(後方60°)の近傍に存在する[[小惑星]]のグループである。[[木星]]のラグランジュ点に存在する[[木星のトロヤ群]]にちなんで名付けられた。
 
地球の表面から観測すると、空における位置は、太陽から平均で60°東または西に当たる。
 
[[アサバスカ大学]]のマーティン・コナーズらは、[[広域赤外線探査衛星]] (WISE) を用いて、直径300mの小惑星[[{{mpl|2010 TK7]]TK|7}}が地球のL<sub>4</sub>ラグランジュ点に存在することを確認した。これは、めて確定した、また2010年代初頭時点では唯一の地球のトロヤ群の小惑星であった<ref>http://www.newscientist.com/article/mg21128234.200-earth-stalker-found-in-eternal-twilight.html</ref><ref name=Choi>{{cite web |last1=Choi |first1=Charles Q. |title=First Asteroid Companion of Earth Discovered at Last |url=http://www.space.com/12443-earth-asteroid-companion-discovered-2010-tk7.html |date=27 July 2011|publisher=Space.com |accessdate=2011-07-27 }}</ref>。
 
== リスト ==
[[ファイル:Asteroid 2010 TK7.jpg|thumb|right|2010 TK7]]
L<sub>4</sub>
*[[ {{mpl|2010 TK7]]TK|7}}
L<sub>5</sub>
*現在のところなし
 
== 重要性 ==
地球のトロヤ群はその軌道のため、[[月]]より何十倍も遠いにも関わらず、ずっと安価に簡単に到達できる。このような小惑星は、将来的に地表にはほとんどない元素の供給源として有用になる可能性がある。地球では、[[イリジウム]]のような[[親鉄]]元素は、惑星の形成直後に、ほとんどが核に沈み込んでしまったため、見つけるのが難しい。小さな小惑星は、全体の組成が地球と似ていても、熱を早い時期に失い固化しているため、有用な供給源になり得る。重力が弱いことも、重い元素と軽い元素が分かれ化するのを妨げる。{{mp|2010 TK7TK|7}}程度の大きさの天体の質量では、重力は地球の0.005%程度である。
 
== 地球のその他の伴星 ==
地球の伴星としてはその他、[[馬蹄形軌道]]と呼ばれる共鳴軌道上に、直径5km程度の小惑星[[クルースン]]がある。この天体は、恐らく一時的にこの位置にあるだけである<ref>Murray, C., “The Earth’s secret companion”, Nature 387, 651-652 (1997)</ref>。同様の軌道にいくつかの小さな天体も発見されている。これらの天体は1:1の共鳴軌道上にあるが、L<sub>4</sub>とL<sub>5</sub>のラグランジュ点付近で[[秤動]]していないため、地球のトロヤ群ではない。
 
== 関連項目 ==
* [[クルースン]]
* [[仮説上の天体#地球の第2衛星]]
* [[自然衛星]]
* [[準衛星]]
* [[6Q0B44E]]
*[[ {{mpl|2006 RH120]]RH|120}}
*[[ {{mpl|2003 YN107]]YN|107}}
 
== 出典 ==
{{reflist}}
 
{{地球}}
{{デフォルトソート:ちきゆうのとろやくん}}
 
[[Category:トロヤ群|地]]
[[Category:小惑星]]
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