「バケルノ小学校 ヒュードロ組」の版間の差分

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== あらすじ ==
小学二年生のくらまノビローは、両親が仕事で[[アフリカ]]に行くことになり、父親の幼馴染みのオバケタウンに住むオテングの家に預けられることになる。
しかし、オテングを始めこの街の住人はみんな[[お化け]]だった。
 
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=== バケルノ小学校 ===
; くらまノビロー(声:[[折笠愛]])
: 主人公。オバケハイツの30階に住んでいる、お調子者の人間の男の子。行動派であり好奇心旺盛であるため、危ない場所に行ったりして周囲の人に迷惑を掛けることが多々ある。遅刻や宿題忘れなどの常習犯でもあるため叱られることも多いが、正義感の強い熱血漢として困難に立ち向かうことも多い。
; 沼野三太(声:[[堀絢子]])
: 沼野団地に住んでいるノビローの親友の[[河童]]。泳ぎが得意。話すのが苦手なため、ゆっくりと話す。
; 木下マッシュ(声:[[本井えみ]])
: 三太の友達のお化け[[キノコ]]。猛毒の胞子を操る固定砲台キャラであり、作中で用いたものには、動物の皮膚に触れると猛烈な痒みを引き起こす「ムズムズ胞子」や、毒はないが粘着性があり相手を拘束するほか精神的に追い詰める効果もある「ネバネバ胞子」など(それぞれ三太を嘲笑ったノビローへの制裁、肝試し試験にて試験管を担当した校長への攻撃に使用)。
: 元々森の中に生えており自らの意志で移動することが出来ず、それを嘆いていた(故に、当時唯一無二の親友として様々な事を教えてくれる三太は彼にとって掛け替えのない存在だった)。ノビロー達が鉢に植え替えたことで学校に行けるようになった。基本的に誰にでも礼儀正しく敬語を使って話すのだが、成長するために内部の不純物を胞子として定期的に排出しなければならず、この時不純物に精神を侵された彼は性格が豹変してしまった(お化けキノコ族全体がそうなってしまうのか、マッシュの未熟さが原因なのかは不明)。また、その胞子に感染した周囲の人物にも態度や言葉遣いの悪化が見られた(胞子を落としさえすれば元に戻るらしい)。
: 基本二人称で的にクラスメイトの名前を呼ぶときに敬称の類は付けないのだが、ノビローに対してだけは「ノビローさん」とさん付けで呼ぶ。
: じめじめ地と言う場所に住んでいる。
; 北狐びゃっこ(声:[[渡辺菜生子]])
: しっかり者の[[キツネ]]の女の子。父親は警察官。
; ねむりミーコ(声:[[高田由美]])
: [[化け猫]]のお嬢様。高貴な生まれである為、ため丁寧口調で話す。自宅は「ねむり屋敷」なる立派な家屋。おっとりとしているがノビロー同様行動派であり、エリート然とした雰囲気の割に学校に遅刻する事もある等案外庶民的である。
; 冬田雪乃丞、雪乃進(声:[[緒方賢一]]、[[山田栄子|久村栄子]])
: 200年間冬眠していた[[雪男]]の兄弟。通称「雪ん子ブラザーズ」。兄妹揃って容姿に殆ど差違が無く一件見分けるのは困難に思えるが、髪飾りの色で見分ける事が出来る(兄が赤で弟が緑)。お互いを「弟」「兄者」と呼、語尾に「御座る」を付ける等古風な喋りが特徴(そもそも児童だというのにかなりの高齢である)。雪男故に毛深く、その姿は二足歩行する灰白色の毛玉。怪力を誇る投げキャラであり、氷雪を操る等の能力故にから戦闘能力は高いと思われるが、低温に耐える身体の構造故暑さには滅法弱い。
; お七(声:[[日高のり子]])
: [[2005年]]度から転校生として登場した[[ろくろ首]]の女の子。ビックリすると首が伸びる。恥ずかしがり屋。
; ヒュードロ・オキク先生(声:日高のり子)
: ノビロー達のクラスを受け持つ担任教師。名前の元ネタは有名な古典落語[[皿屋敷]]と思われる(この事から推測して種族は[[怨霊]]・[[悪霊]]・[[死霊]]の類であろう)。普段は美人で優しい淑女だが、激昂時と同時に目玉・口が展開、乾いたような「クァァァーッ!」という叫び声と同時に[[般若]]面若しくは悪鬼羅刹を思わせる恐ろしい顔になる(しかもこの時演出で赤い光が入るので尚更怖い)。その余りにも恐ろしげなはノビロー達ヒュードロ組の児童達、さらにはブンブク校長も恐れられている。劇中では一貫して「オキク先生」と呼ばれる。
; ブンブク[[校長]](声:緒方賢一)
: バケルノ小学校の校長で、種族は[[豆狸]]。高齢かつ強力な神通力を誇る妖怪の筈だが、それに反して温厚で紳士的だが怖がりな性格。しかし、ノビローが溺れていた時は率先して助けに向かうなど切羽詰まった状態になると勇気を振り絞って立ち向かう辺りやはり年長者である。また怪力の持ち主であり、冬田兄弟をも上回るパワーキャラ。「ゾゾ~ン」が口癖。トラ魚にはよく尻尾を噛み付かれる。
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: オテングの妻。働き者で、[[畑]]を借りて[[野菜]]も作っている。夫のオテング同様預かっているノビローを実の息子のように思っている。
; カラス・コテング(声:日高のり子)<ref>2003年度。第5話「'''コテングたんじょう'''」から登場。</ref>
: オテングとメテングの間に生まれた[[子供]]で[[裸]]に[[オムツ]]をしている[[赤ん坊]]の女の子。「'''クッピー'''」という鳴き声を発してヨチヨチ歩き回る。[[いたずら]]好きで、ノビローの宿題の[[プリント]]を[[紙飛行機]]にして飛ばしたことがある。<br>ノビローを母親の様に慕い付いて来る為、ノビローに一時期煙たがられたことがある。しかしながらノビローにとっては[[妹]]の様な存在である。<br>ろくに言葉も話せないような幼さだが、既に[[空]]を飛べる(これが[[烏天狗]]一族の[[スタンダード]]なのか、コテングだけが特別なのかは不明)。
; 鬼の実(声:富田耕生)
: オテング宅にて[[鉢植え]]の状態で管理されている、喋る[[植物]]。[[飴]]の食い過ぎで[[虫歯]]を発症するなど動物的な動作を取ることもある。年寄り臭い喋りながら物知りであり、ノビローにとっては少々小うるさい同居人だが良き理解者でもある。が、ノビローにコテングの[[子守]]を押し付けられる、「'''明日学校に怪獣が攻め込んでくる'''」という予言(調子に乗ったノビローが公言した大嘘)を現実のものにするため利用される([[怪獣]]の[[声帯]]として、先述の件で発症した虫歯を'''歯ブラシで突き回される''')等、時折散々な目に遭う事も多い。
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: ねむり家に仕える使用人の一人であり、ミーコの教育係を勤める[[老婆]]。しつけには厳しいが根は優しい。お転婆なミーコに手を焼いている。本名は「'''カトリーヌ'''」であり、毎週火曜日新聞に新製品の[[レビュー]]を寄稿する謎の人物その人であった。普段から周囲に「'''ばあやさん'''」と呼ばれているのでカトリーヌと言う名前であった事は周囲に知られて居なかった模様。その為バケビニでメテングと痩身作用があるとされる「'''パンダスーツ'''」を取り合った事がある。
; バケビニ店長(声:緒方賢一)
: お化けの[[コンビニエンスストア|コンビニ]]こと、"バケビニ"の店長を勤める[[狼男|ロビスオーメン]]の中年男性。[[僕にお月様を見せないで狼男|卵黄等、黄色くて丸い物体を見ると変身]]してしまう体質で、月に向かって吠えると元に戻る(この状態での彼の咆哮を浴びた者は狼化が感染する)。ノビロー達は親しみを込めて「バケビニのおじさん」と呼ぶ。スペシャルでは月の消失に伴い「'''月の向かって吼えたい'''」という衝動が溜まり、その結果前述の体質から民間人が相次いで狼化し暴走するという事件にまで発展した。
; シーツおばけ(声:本井えみ)
: 白い布を被った上から目鼻を取り付けたような、[[所謂]]「'''[[ステレオタイプ]]のお化け'''」のような姿をした[[モブ]]。「'''次の日~'''」などの時間を教える役割を担う。<br>一度、バケビニにシーツをクリーニングに出しに来たが、[[おねしょ]]したシーツだったため、狼に変身したバケビニの店長の代わりに店番をしていたノビローに「'''うわぁー、おねしょだ'''」と指摘されたことがある。[[ピザ]]や[[寿司]]の宅配の他、災害現場の[[レポーター]]などもしている。初期は白い毛がはえていなかった。
 
=== その他 ===