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[[File:Basmala kufi.svg|thumb|right|150px|9世紀にクーフィー体で書かれた{{仮リンク|バスマラ|en|Basmala}}の字。原典はカイロのイスラム美術館に収蔵されている。(Inventar-Nr. 7853)]]
 
'''クーフィー体''' ({{lang-en-short|Kufic}}, {{lang-ar|خط كوفي}}) は[[ナバテア文字]]より発展した[[アラビア文字]]最古の[[イスラームの書法|書法]]である。クーフィー体の名称は[[イラク]]の都市[[クーファ]]より採られており、[[アッバース朝]]が当時クーファを首都としていたことからその名がついた。[[イスラム教]]が生まれた当時には[[アラビア半島]]全域においてすでに使用されていた。[[クルアーン]]の最初の写本はクーフィー体を用いて記されている。英語の「Kufic」の音から'''クフィック体'''と呼ばれることもある。
 
== 文字体系 ==
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File:Meknes Medersa Bou Inania Calligraphy.jpg|[[メクネス]]の[[ブー・イナーニーヤ・マドラサ]]に見られる幾何学模様のクーフィー体。
File:Kufic Muhammad.jpg|正方形の中に幾何学的文様として配置されたクーフィー体。[[イスラーム建築]]のタイルパターンに使用され、四隅からムハンマドの名前が記されている。
File:Flag of Iraq.svg|[[イラクの国旗]]。中央のアッラーフ・アクバルの文字がクーフィー体で書かれている。
File:Flag of Iran.svg|[[イランの国旗]]。国旗の三色の境界にアッラーフ・アクバルとクーフィー体で書かれている。
File:Al-Walid ibn Abdul-Rahman - Inscribed Pound Weight - Walters 476 - Top.jpg|クーフィー体による署名 (743)。[[ウォルターズ美術館]]収蔵。
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