「人間中心主義」の版間の差分
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現在では、深刻な環境問題の顕在化の中で、形而上学的な議論ではなく、「環境プラグマティズム」の主張線上のいわば拡大版人間主義で収斂しつつある。
== ユダヤ・キリスト教の創造観 ==
ユダヤ教、キリスト教の創造観は、旧約聖書の創世記に述べられている。その中で神は人間に対して、「産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。海の魚、空の鳥、地の上を這う生き物をすべて支配せよ」<ref>[http://bible.or.jp/vers_search/vers_search.cgi?&cmd=search&trans=ni&book=gen.old&chapter=1&vers=28&flag_back=1 一般財団法人 日本聖書協会 1:創世記 / 1章 28節]</ref>と命じている。この「従わせよ」や「支配せよ」は緩やか過ぎる訳語であり、ヘブライ語の原語「kabash」は「鞭打って血を流してでも従わせる」といえるような強い言葉である<ref>著者,[[村上陽一郎]],(1999), "文明の中の科学",青土社,P117
</ref>。このように、「人間は自然を支配することを神から許されている」と信じてきたユダヤ・キリスト教が文明を築く中で、自然破壊が進んできた。
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しばしば[[アブラハムの宗教]]における聖典が、近代社会における人間中心主義の根源であるとされる。しかし東洋においても獣や虫に関わる言葉を他民族に当てはめる[[自民族中心主義]]は存在する。
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== 出典 ==
<references>
== 参考 ==
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