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'''国勢調査員殺害事件'''('''こくせいちょうさいんさつがいじけん''')とは、[[1990年]]([[平成]]2年)実施の第15回[[国勢調査 (日本)|国勢調査]]において、[[非常勤]]の国家公務員として働いていた[[主婦]]が訪問先で殺害された事件である。
 
{{要出典範囲|date=2012年9月|公式記録が残る中では、総務庁国勢調査員が殺害された事件は統計課(当時)によると、[[1920年]](大正9年)に国勢調査が始まって以来、国勢調査員が調査訪問先で殺害された事件は初めてのことであったという}}そのため所管官庁の<ref>『毎日新聞』1990年10月10日 東京朝刊27面</ref>これに対して、国政調査員に対する所管官庁の安全対策が不十分であると批判された。が起れに対応してその後の国勢調査では、国勢調査員に対して様々さら安全対策が講じられるようになった。
 
== 事件の概略 ==
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[[被告人]]になった男性に対し、[[広島地方裁判所|広島地裁]]は[[1991年]][[4月26日]]に[[懲役]]18年を宣告した。[[判決文]]の中で、事件が起きた地域では女性調査員が多かったにもかかわらず、予想されるトラブルや困難についての注意や対応策がなされていなかったとして、管轄官庁が充分に配慮していれば事件を防げたのではないかと指摘されていた。<ref>『毎日新聞』1991年4月26日 大阪夕刊21面</ref>
 
このため、その後の国勢調査ではその後、調査員の安全確保のため、複数人により調査活動を行う仕組みや、マニュアルを用いた安全対策の指導、防犯ベルなどの支給などの対策が講じられている。その後は、[[1995年]](平成7年)実施の第16回国勢調査から[[2010年]](平成22年)実施の第19回国勢調査まで、同様の事件は発生していない。
 
== 脚注 ==