「運動療法」の版間の差分

英名、内部リンク、Cite book
(英名、内部リンク、Cite book)
'''運動療法'''(うんどうりょうほう、{{Lang-en|Exercise Therapy}})とは、[[健康]]維持・増進における[[運動]]の効果が医学的に認識され、[[運動医学]]・[[スポーツ医学]]が研究されるようになって、[[生活習慣病]]などに効果が期待されている分野である。
 
== 運動療法の意義 ==
糖尿病における運動療法で気をつけるべき点としては低血糖発作である。特にSU薬を用いていると空腹時低血糖を起こしやすいので、食前の運動を避けるといった工夫が必要な場合もある。
 
運動療法が細胞にグルコースを取り込ませ、[[血糖値]]を低下させるメカニズムは次にのとおりである。運動が持続すると[[アデノシン三リン酸]](ATP)が消費されて[[アデノシン二リン酸]](ADP)が蓄積する。蓄積されたADPはアデニル酸キナーゼ(AMPキナーゼ)によってATPと[[アデノシン一リン酸]](AMP)へ変換される。AMPは、AMPキナーゼに結合してこれを活性化する。活性化されたAMPキナーゼは、通常は[[インスリン]]にしか反応しないインスリン感受性の[[グルコーストランスポーター]]である[[GLUT4]]を膜の表面へ移動させ、[[グルコース]]を骨格筋内の細胞に取り込む作用がある。この運動によるグルコース取り込みはインスリンによる取り込みとは関係しない<ref>{{Cite journal |author=[[鎌田勝雄]]|title=9. 運動とインスリン抵抗性改善作用 |journal=糖尿病の基礎知識 |url=http://polaris.hoshi.ac.jp/openresearch/kamata(pathophysiol).html#DM-BASE21 糖尿病の基礎知識 |publisher=[[星薬科大学]] }}</ref>。このことから、1型糖尿病であっても、発症初期にはインスリン非依存状態で食事療法と運動療法で良好な[[血糖値]]が得られる場合がある<ref>[http://www.med.kagawa-u.ac.jp/~dmpath/type/1.html 1型糖尿病とは?]</ref>。
 
=== 運動療法を控えた方が良い場合 ===
基本的には[[糖尿病慢性期合併症]]が生じてしまったら運動療法は行わない方が良いといわれている。網膜症があれば、低血糖をおこし交感神経が反応し高血圧になると[[網膜剥離]]を起こすこともある。腎症があれば、運動で[[タンパク尿]]は増えて、腎臓をさらに障害する。[[神経症]]があれば運動は怪我のリスクとなる。
 
:糖尿病の代謝コントロールが極端に悪い時(空腹時血糖値250mg/dl以上、または尿中ケトン体中等度以上陽性)
 
==脚注==
{{脚注ヘルプ}}
<references />
 
== 参考文献 ==
*{{Cite book |和書 |editor=日本糖尿病学会|year=2008 |title=糖尿病治療ガイド2008-2009 ISBN |publisher=文光堂 |isbn=9784830613708 }}
 
== 関連事項 ==
匿名利用者