「レー (詩形)」の版間の差分

『浜辺のレー』の部分の訂正(韻文訳ではない、マリー・ド・フランスを「フランス」と称しない、浜辺のレーはマリー作ではない、「古ノルド語」など)
(『浜辺のレー』の部分の訂正(韻文訳ではない、マリー・ド・フランスを「フランス」と称しない、浜辺のレーはマリー作ではない、「古ノルド語」など))
あるいは「語りのレー (narrative lay) 」とも呼ばれる。[[中世フランス語]]や[[古英語]]による恋愛文学の形式をさす。レーは恋愛や[[騎士道]]を扱った韻文で、短く(600~1000文)、しばしば超自然的な、[[ケルト人|ケルト]]風の[[妖精]]の世界のモチーフが含まれている。
 
文章として残された最古の「語りのレー」は、おそらく『[[マリー・ド・フランスのレー]]』であろう。おそらくこれは、[[12世紀]]後半から[[13世紀]]初頭に[[イングランド王国|イングランド]]に過ごしたフランスの女性詩人[[マリー・ド・フランス (詩人)|マリー・ド・フランス]]によって、1170年代に構成されたと考えられている。彼女のレーや、13世紀フランスのいくつかの無名のレーにおける記述から、初期のレーがケルト起源であり、文体においてはより叙情的で[[ブルターニュ]]の[[ミンストレル]]が口ずさんだことがうかがわれる。これらブルターニュの「叙情的なレー」は、一つとして現存していないが、歌曲のレーに道を開いたそれらの要約によって紹介され、なおかつ「語りのレー」の基礎となった。フランスの20ほどのレーの一つである『浜辺のレー』は、13世紀に古ノルウェー語の韻文に訳された。
 
[[古フランス語]]のレー21篇を13世紀に[[古ノルド語]]に散文訳した『{{仮リンク|ストレングレイカル|en|Strengleikar}}』は、マリー・ド・フランスのレーの翻案が主とした集成であるが、そのうち『浜辺のレー』(Strandar Lióð, Strandar Strengleikar)など四篇については、元のフランス語作品は判明していない(あるいは現存していない)<ref>{{Cite book |last=Schlauch |first=Margaret|year=1971 |title=Studies in language and literature in honour of Margaret Schlauch |publisher=Russell & Russell |page= 210|id= |isbn= |url=http://books.google.co.jp/books?id=LqxZAAAAMAAJ |format=google}}</ref><ref>{{Cite book |author=Kjeldeskriftfondet (Norway)|year=1979|title=Strengleikar: an Old Norse translation of twenty-one Old French lais|publisher=Norsk historisk kjeldeskrift-institutt|page= 201-|id= |isbn= |url=http://books.google.co.jp/books?id=MzBcAAAAMAAJ|format=google}}</ref>。
 
ブルターニュで書かれた最初のレーは、中世フランスのさまざまな[[方言]]に置き換えられ、13世紀から[[14世紀]]には[[中世英語]]によっても再構成された。
==脚注==
{{Reflist}}
 
==参照項目==