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'''佐野 洋'''(さの よう、[[1928年]]5月22日 - )は[[日本]]の [[推理作家]]、[[評論家]]。本名は丸山一郎。
 
== 来歴 ==
[[東京都]][[大森 (大田区)|大森]]出身。[[第一高等学校 (旧制)|旧制一高]]に首席合格、[[東京大学]]文学部心理学科卒業。[[読売新聞社]]に入社。当初兼業作家だったため、ペンネームは「社の用」にかけて付けた。最も好きな推理作家として英国の[[アンドリュー・ガーヴ]]の名を挙げている。黒岩重吾に「血や汗を流していない小説」と批判され、「むしろ賛辞と受け止めたい」と返したほど知的遊戯としてのミステリを貫いているが、一方でシリーズ探偵には否定的立場を取り、エキセントリックな犯罪や大掛かりなトリックも排除するなど、ほどのよいリアリズム、中庸さが持ち味でもある。近年は雑誌発表短編を直接文庫本にまとめるケースが多い。論客であると同時に作家同士の交友には積極的なタイプで(上記の黒岩とも私生活上は親しい友人であった)、[[多岐川恭]]、[[河野典生]]、[[星新一]]、[[水上勉]]、[[結城昌治]]らとともに若手作家の親睦団体「他殺クラブ」を結成、のち[[笹沢左保]]、[[大藪春彦]]、[[都筑道夫]]、[[生島治郎]]、[[戸川昌子]]らも加えて70年ごろまで活動した。