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{{観点|date=2010年5月}}
{{新約聖書}}
『'''ルカによる福音書'''』(ルカによるふくいんしょ、{{lang-el|Κατά Λουκάν Ευαγγέλιον}}Kata Loukan Euangelion、{{lang-la|Evangelium Secundum Lucam}})は、[[新約聖書]]中の一書で、[[イエス・キリスト]]の言行を描く四つの[[福音書]]のひとつ。『[[マタイによる福音書]]』、『[[マルコによる福音書]]』、『ルカによる福音書』(以下『ルカ福音書』)の三つは共通部分が多いことから[[共観福音書]]とよばれる。
 
福音書中には一切著者についての言及はないが、それぞれの冒頭部分の[[献辞]]などから『[[使徒言行録]]』と同じ著者によって執筆されたことは古代から認められており、現代の学者たちのほとんどが本福音書と使徒言行録は著者による二巻の作品が新約聖書の成立過程でイエスの生涯を記す福音書と、イエス後の教会の発展史という観点から分離して配列されることになった可能性が高いと考えている。(このため、『ルカ福音書』と『使徒言行録』をあわせて「ルカ文書」と称することもある。)伝承では『ルカ福音書』の著者は[[パウロ]]の弟子の医師である[[ルカ]]とされてきた。その名は『[[フィレモンへの手紙]]』等に見られる。