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[[茨城県]]生まれ。[[武蔵野美術大学]]工業デザイン科卒。1980年代より軍事関係の書籍の翻訳・編集を手がけ、1989年に[[第二次世界大戦]]中の[[冬戦争|第一次ソ芬戦争]]を扱ったノンフィクション『雪中の奇跡』で作家デビュー。
 
その後は[[架空戦記]]も手がけ、[[小林源文]]の劇画『[[ハッピータイガー]]』の原案を担当、同作を小説化した『ビルマの虎』、続編である『逆襲の虎』などを発表した(なお、小林の作品にはしばしば「梅本」ないし「梅本弘」という名のキャラクターが登場するが、モデルはこの梅本本人である)。
 
また、ノンフィクションにおいても『雪中の奇跡』の続編といえる[[継続戦争|第二次ソ芬戦争]]を扱った『流血の夏』を発表、[[太平洋戦争]]中の[[ビルマ戦役|ビルマ戦線]]における[[日本陸軍]]航空隊の戦闘の実態を調査した『ビルマ航空戦』を発表している。
 
なお、編集者としての市村弘は、大学卒業後株式会社[[ホビージャパン]]入社、月刊模型雑誌『ホビージャパン』の編集部員として、「SF3D(現Ma.K)[[マシーネンクリーガー]])」の連載企画を手がけ、ストーリー・設定を担当。自らもモデラーとして作例を製作した。その後同社を退社、1984年株式会社『アートボックス』を設立、同社代表として月刊模型雑誌『モデルグラフィックス』の編集をはじめとした模型に関連する企画を扱っている。
 
 
==著作==
===ノンフィクション===
*『雪中の奇跡』([[大日本絵画]], 1989年/1994/新装版, 1994年)
*『流血の夏』(大日本絵画, 1999年)
*『ビルマ航空戦――日米英の資料を対照して描いた「隼」の戦闘記録 上下』(大日本絵画, 2002年)