「官営幌内鉄道」の版間の差分

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[[1888年]](明治21年)3月、北海道庁は村田の出願を認可し、村田は'''北有社'''(ほくゆうしゃ)という団体を設立して幌内鉄道の運営を請け負うこととなった。請負期間は、1888年4月から15年間とされ、年間の借料は5000円とされた。北有社は設備の保守料を負担し、運賃や運転回数は北海道庁の定めた運行規程によることとした。これにより業績は回復し、1888年度の営業係数は70程度となった。
 
幌内太(後の[[三笠駅 (北海道)|三笠]]) - [[幾春別駅|幾春別]]間は、1886年5月に着工していたものの、石炭価格の低下により工事は中断されていたが、村田は請負直後の1888年5月に工事を再開し、同年12月10日に開業させた。同線は建設費を節約したため、起伏の多い急勾配の介在する[[線形 (路線)|線形]]となった。
 
== 車両 ==