「アキレス数」の版間の差分

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== 概要 ==
多冪数は英語で powerful number、累乗数は perfect power といい、そこからpowerful であるが perfect でない存在として[[トロイア戦争]]の英雄[[アキレウス|アキレス]]の名前を冠するのがアキレス数である。多冪数は a, b n自然数おくすると、[[素数]]pがnの[[約数]]ならば必ずpa<sup>2</sup>もnの約b<sup>3</sup> と表せる数である。累乗数は m, k を2以上の自然数としたする m<sup>k</sup> される数である。例えば288は 26<sup>52</sup>×3×2<sup>23</sup> と[[素因数分解]]され表せる多冪数であるが、累乗数ではないのでアキレス数である。アキレス数は無に存在し、そのうち最小の数は7272(=3<sup>2</sup>×2<sup>3</sup>)である。アキレス数を72から小さい順に列記すると
:[[72]], [[108]], [[200]], [[288]], [[392]], [[432]], [[500]], [[648]], [[675]], [[800]], [[864]], [[968]], [[972]], [[1125]], 1152, 1323, 1352, 1372, 1568, 1800, 1944, [[2000]], 2312, 2592, [[2700]], 2888, 3087, 3200, 3267, 3456, 3528, 3872, 3888, [[4000]], 4232, 4500, 4563, 4608, [[5000]], … ( {{OEIS|id=A052486}} )
例えば784は 2<sup>4</sup>×7<sup>2</sup> であるので多冪数だが、(2<sup>2</sup>×7)<sup>2</sup> に等しい累乗数でもあるのでアキレス数ではない。
 
アキレス数は多冪数であるので、[[素因数分解]]したときの各素因数の指数部が全て2以上で、かつ累乗数でないので、全ての指数部に共通の約数1以外存在しな[[互ようなに素]]である数といえる。
 
== 外部リンク ==