「岩塩」の版間の差分

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海底が地殻変動のため隆起するなどして[[海水]]が陸上に閉じ込められ、あるいは砂漠の[[塩湖]]で、水分蒸発により塩分が濃縮し、結晶化したものである。この現象は米国の[[デスヴァレー]]やボリビアの[[ウユニ塩湖]]のように現在でも見られるが、地質時代の厚い岩塩は米国や欧州各国、中東、アフリカで知られる。岩塩は他の岩石より軽いため、地層の圧縮を受け絞り出されるように地層中で岩塩栓あるいは[[岩塩ドーム|岩塩ダイアピル]]と呼ばれる盛り上がり構造をつくる。この構造の近くで石油が溜まりやすいため、米国メキシコ湾や西アフリカなどで石油が産出する。岩塩の多くは無色または白色に近い淡い色をしているが、産地や地層によっては青色、桃白色、鮮紅色、紫色、黄色などの様々な色を有する。こうした岩塩の結晶の色は、[[ミネラル]]や[[イオウ]]、[[有機物]]の混入や、地層中で長期間にわたって[[放射線]]を浴びることによって生じた[[格子欠陥]]などによるものである。
 
歴史上では、イジリやテガーザなど[[西アフリカ]]の[[サハラ砂漠]]中の塩鉱が知られ、[[サハラ交易]]によって[[ガーナ王国]]、[[マリ帝国]]、[[ソンガイ帝国]]、[[オアシス]]都市などの経済的繁栄をもたらした。現在でも[[ジブチ]]の[[アッサル湖]]で採掘され、ラクダにより[[エチオピア]]まで運ばれる
 
== 産地 ==
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