「ドップラー効果」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m →‎関連項目: 1件追加
9行目:
音についてのこの現象は古くから知られていたが、オーストリアの物理学者、[[クリスチャン・ドップラー]]が速度と周波数の間の数学的な関係式を[[1842年]]に見出し、オランダ人の化学者・気象学者である[[クリストフ・ボイス・バロット]]([[:en:C.H.D._Buys_Ballot|Christophorus Buys-Ballot]]、1817年10月10日-1890年2月3日)が、[[1845年]][[オランダ]]の[[ユトレヒト]]で、列車に乗った[[トランペット奏者]]が[[ト (音名)|G]]の音を吹き続け、それを[[絶対音感]]を持った音楽家が聞いて[[音程]]が変化する事で証明した。
 
観測者も音源も同一直線上を動き、音源S (Source)から観測者O (Observer)に向かう向きを正とすると、観測者に聞こえる音波の振動数は、
 
:<math>f'=f\times{V-v_{\rm o}\over V-v_{\rm s}}</math>
15行目:
となる。ここで、<math>f</math> : 音源の出す音波の振動数、<math>V</math> : [[音速]]、<math>v_{\rm o}</math> : 観測者の動く速度、<math>v_{\rm s}</math> : 音源の動く速度
 
上記の <math>f'</math> を求める公式は右図の時空間モデルから導くことができる図の○は波の山,●、●は波の谷であり音源は時刻 0 に原点を通るとしている速度 <math>v_{\rm o}</math> で原点から離れる観測者が聴く音の周期 <math>T_{\rm o}</math> は山と山の間隔の t 軸への射影であり図の赤い二つの三角形は相似である
 
[[Image:Redshift.png|right|200px|thumb|[[赤方偏移]] 光のドップラー効果の一例。左が太陽、右が遠方の銀河BAS11のスペクトル。吸収線(暗線)の位置の変移を測定することで光源の視線方向の後退速度を計算できる]]
44行目:
==関連項目==
*[[物理学]] - [[波動|波動論]]
=== ドップラー効果を応用した装置 ===
*[[ロータリースピーカー]] - 上記効果を楽器に応用した例
*[[ドップラー・レーダー]]
*[[近接信管]]
*[[レーザドップラー流速計]]
 
[[Category{{DEFAULTSORT:振動波動|とっふらあこうか]]}}
[[Category:音響工学|振動つふらあこうか波動]]
[[Category:物理化音響工の現象|とつふらあこうか]]
[[Category:物理化学の現象]]
 
 
{{Link FA|pl}}