「ガルガンチュワとパンタグリュエル」の版間の差分

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*『ガルガンチュワ物語』(第一之書)
:La vie très horrifique du grand Gargantua, père de Pantagruel(パンタグリュエルの父、ガルガンチュワのおそろしい生涯)
:1534年(1535年?)出版。こちらの方が執筆・出版とも後だが、内容的にみてこちらを「第一之書」と呼び、『パンタグリュエル物語』の方が「第二之書」とされる。
:「テレームの僧院」の章は一種の[[ユートピア]]物語であり、僧院の唯一の規律は「汝の欲するところを行え」であった。
*『第三之書』
:Le Tiers Livre des faicts et dicts héroïques du noble Pantagruel
:1546年出版。家臣パニュルジュの結婚問題をきっかけに「[[コキュ]](妻を寝取られた夫)にならないために」を巡ってプラトン対話篇ばりの議論が繰り広げられる。
:1546年出版。
:1546年出版。家臣パニュルジュの結婚問題をきっかけに「[[コキュ]](妻を寝取られた夫)にならないために」を巡ってプラトン対話篇ばりの議論が繰り広げられる。
*『第四之書』
:Le Quart Livre des faicts et dicts héroïques du bon Pantagruel
:1548年に途中の章までの不完全版を出版、1552年に完全版出版。「徳利明神」を尋ねてパンタグリュエルが航海に出る
:「徳利明神」を尋ねてパンタグリュエルが航海に出る。
*『第五之書』
:Le Cinquième et dernier Livre des faicts et dicts héroïques du noble Pantagruel
:1564年出版。ラブレーの死(1553年)の後に刊行されたもので、内容は航海記の続き。偽書とも、ラブレーの遺稿をもとにして別人が加筆したのではないかとも言われる。
:内容は航海記の続き。
 
== 邦訳 ==