「ペルシア文字」の版間の差分

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ペルシア語は[[イラン]]([[ペルシャ]])、[[アフガニスタン]]や[[タジキスタン]]などに話される。[[インド・ヨーロッパ語族]]に属するペルシャ語はヨーロッパ諸語や[[ヒンディー語]]などと近い親戚にあたる。[[7世紀]]にアラブに[[イスラーム教徒のペルシア征服|征服]]されてから、次第に[[アラビア語]]の文字である[[アラビア文字]]を用いてペルシア語が表記されるようになった。特に、[[9世紀]]の[[サーマーン朝]]下において、それは発達した。そうしてできた文字体系が、俗に言うペルシア文字である。
 
ペルシア語の音韻体系に合わせ、いくつか字母が追加され、またアラビア語と発音が若干異なる文字もある。また、ペルシア文字の基本書体は、'''[[ナスタアリーク体]]'''であり、この点もアラビア語とは異なる(「[[イスラームの書法]]」を参照)
 
==歴史上のペルシア語表記==
ちなみに、このペルシア文字(アラビア系文字)以前のペルシア語の文字体系としては、
*[[{{仮リンク|古代ペルシア楔形文字]]|en|Old Persian cuneiform}} - [[アケメネス朝]]期の「[[{{仮リンク|古代ペルシア語]]|en|Old Persian}}」を表記。[[シュメール]]の[[楔形文字]]に由来。
*[[パフラヴィ文字]]<!-- [[アヴェスタ文字]]も --> - ササン朝期の「[[中世ペルシア語]]」([[パフラヴィ語]])を表記。[[アラム文字]]に由来。
などがあった。これら3種の文字体系は、それぞれ異なる系統に属する。