「オリンピック (客船)」の版間の差分

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第一次世界大戦を通して、オリンピックは34万7千トンの[[石炭]]を消費して、12万人の兵員を輸送し、18万4千マイルを走った。戦後、客船となり点検を受けた際に、喫水線の下にへこみが見つかり、調査の結果、不発の[[魚雷]]の衝突痕とされた。もし爆発していれば、沈没は免れなかったと考えられる。
 
== 再び客船として就役 ==
オリンピックは第一次世界大戦終結後に再び客船として就役し、その後20年近く現役の客船として栄光を保ち続けた。500回もの大西洋横断をこなし、晩年には「Old Reliable(頼もしいおばあちゃん)」という愛称で親しまれ、[[1935年]]に引退した。
[[Image:Olympic and Mauretania.jpg|right|thumb|解体ドックに移された[[モーリタニア (客船・初代)|モーリタニア]](右)と[[オリンピック (客船)|オリンピック]](左)]]
 
引退後のオリンピックは解体される予定であったが、豪華な内装を持つこの船を廃棄するのは惜しいという声があがり、[[内装]]の一部が[[オークション]]にかけられた。そしてダイニングの内装をイギリスの夫人が買い取り、屋敷として使用した。