「天体戦士サンレッド」の版間の差分

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; タイザ
: 声 - [[斧アツシ]]
: [[オオカミ]]の怪人。凶暴な外見に似合わず人当たりのいいのんびり屋で、登場しても寝る・食う・パチスロのどれかで多くは涎を垂らして呆けていたり、単語の復唱で喋るなど、知能が幼児程度の言動がよく見られる(ヴァンプ曰く「一度寝たら隣で爆弾が爆発しても起きない」)。時速100キロメートルの大型トラックを止めるほどの怪力を誇るが、後述のこともあって戦闘要員ではないらしく、必殺技も持たない(ただし初登場時のみは戦闘要員として出撃している)。
: 月の満ち欠けによって知能が変化するという特徴を持ち、満月に近づくほど知能が高くなる(モギラ&モゲラ曰く(満月の時に限り)一番頭がいい先輩」(満月の時に限って))。もっとも知能が低い新月の時は会話もできない状態だが、満月の夜になるとIQは200以上とヘンゲル将軍を上回り、姿もさわやかな青年となる(ナレーター曰く「男狼」)。川崎支部の経理担当で、満月の夜に1か月分の川崎支部の経理を片付けてしまう。
: 川崎支部在住らしく、支部での食事のシーンにはほぼ必ずいる。体色は原作では紫だが、アニメでは青となっている。
; メダリオ
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: 必殺技 - ブラックプレッシャー
: [[イカ]]の怪人。イカだが空を飛ぶことが可能で、空を飛べる怪人としてよく登場する。鳴き声は「ゲゲー」。
: イカであるため、伸縮自在で器用な足がたくさんあり、さらに冷蔵庫のような重い物も簡単に飛んで運べる怪力を誇る。そのため、かよ子の引越しでは活躍した。またアニメ版では高い声で喋り、丁寧な言葉遣いをする(モギラ&モゲラ曰く「一番優しい先輩」(ヴァンプを除いて)))一番優しい先輩」)。「フロシャイム翼の会」と「フロシャイム海の会」のメンバー。
: 初登場ではレッドと対決する予定であったが、自分が(勿論母親に許可を得て)誘拐してきた少年・よしお(アニメではとしお)の面倒を見た後、ヴァンプとともに対決をほったらかし母親に貰った肉を食べ(コミックスではビール、またこの際はヴァンプも普通にビールを飲んでいる)、レッドを苛つかせた。それからレッドと対決する事が長らくなかったが、かよ子の甥っ子の少年・哲の要望に応えモスキーとヒトデ型怪人・トデラーと共にレッドとヒーローらしい激闘を繰り広げた。また急成長したゴーヤに引っかかり凍死しかけたヴァンプとしぶしぶヴァンプを救出しに登ってきたレッドと鉢合わせた時は、レッドの「両腕が塞がっている俺を倒すチャンスだぞ」の口車に納得したヴァンプの命令でレッドの抹殺を図るが、蹴り一発で倒された。
: 体色は原作では水色、アニメでは黄色がかった白。
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: 必殺技 - ヘルドリーム
: [[ガ|蛾]]の怪人。彼の鱗紛は生物の神経を狂わせるとされる(カーメンマンには「汚い」と言われた)。鳴き声は「キチュー」。
: 初登場はかよ子の引越しの手伝いで、「空を飛べる」という理由で荷物運びに選抜された。その後も、メインの怪人ではないが高頻度で登場している。アニメではチャラ男のような口調で喋り、「すっげー」や「ちーす」「ぱねぇ」が口癖になっており、触覚と嘴の描き方が異なる。毒鱗紛は普段は塗るタイプの物を使っている。
: レッドに対しては下世話な考えや行動が多いが、ヴァンプからは真面目な性格と見られている。カーメンマンと並ぶ程の不運体質で散々な目に合わされることが多い(リギーの技の実験台にされる、避難訓練中にメダリオ・カーメンマン・ウサコッツのペースに流された上に彼らと共にヴァンプに叱られる、蛾嫌いであるギルムに一方的に気持ち悪がられる、メダリオとウサコッツにカキ氷を作らされるなど)。同じ昆虫型怪人且つ同期のアントキラーとは仲が良く(ただし「モスキーが自分を差し置いて登場するのが悔しい」と若干対抗意識を持たれていた)、アントからは「モス」と呼ばれている。「フロシャイム翼の会」のメンバー。かよ子の甥っ子の哲のためにゲイラスらと共にレッドと激闘を演じたところ、何故かレッドを差し置いて哲に一番好かれてしまい、かよ子から嫉妬されるハメになった。
: 幼虫時代は同じ蛾型怪人の先輩のオカイコをトップにアゲハンドラーの3人で不良チーム「デス・キャタピラーズ」を結成、その質の悪さと実力は近所一帯では知らない者がいないほどの有名なグループだった。
; デルズ
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:: 声 - [[間宮くるみ]]
:: 必殺技 - デーモンクロー(指先から長い爪を出す)
:: [[ウサギ]]のぬいぐるみ型怪人。アニマルソルジャーのリーダー格。自分自身は可愛くないと言うが、外見や行動が可愛いため、若い女性や子供から好かれる。ウサギ型だが、背中に羽を持つため、飛行能力を有する。必殺武器であるデーモンクローは、通常のナイフ型の他に爪型、孫の手型などがある。負けん気が強くやや怒りっぽく、「ぶっ殺すよ!!!!」が口癖。
:: 川崎支部の中でもレッドを倒す気は随一だが、見た目の可愛さで失敗することが多い。レッドも大抵はデコピンなどで済ませることが多く、重傷を負うのは基本的に自業自得の時である。一度寝ぼけてレッドの膝の上に乗ったのを機にそこを気に入ってしまい、口では文句を言いつつ、事あるごとにレッドの膝の上に乗りたがる。レッドも文句を言いつつ、気に入られていることに満足している。以来人のヒザの上に座ることが趣味になっているらしく、彼の中でも座り心地にランキングがあると言う。メダリオとカーメンマン、アーマータイガー、ムキエビ、タレミミからは「ウサ」、デビルねこ、かよ子からは「ウサちゃん」、アントキラーを始めとする後輩怪人からは「ウサ兄さん」、レッドからは「ウサ公」と呼ばれている(メダリオ・カーメンマンからは「[[武蔵小杉|ムサコッス]]」〈メダリオ・カーメンマン〉、レッドからは「[[ロリータコンプレックス|ロリコッツ]]」〈レッド〉とからかわれる事もあった)。
:: アニマルソルジャー以外では、同期であるらしいカーメンマン・メダリオと一緒にいることが多く、大抵はメダリオの肩の上に乗っている。メダリオと一緒にカーメンマンをからかうことが多いが、逆に2人にからかわれることも多い。アパートで一人暮らしをしているが、たまに川崎支部の屋根の上で他のアニマルソルジャー達と寝ている。
:: 初登場の際、週1回の不燃ゴミの日に壊れたフライパンを捨てそびれて「ビン・カン」のゴミ箱に捨てようとしたことがある。作中では、ウサコッツのこの行為が現時点でのフロシャイム最大の悪事となっている。元々は「'''デビルウサ'''」という名前だったが、自分とトラックに轢かれそうになった仲の良かった少女を庇い瀕死の重傷を負ったところをフロシャイムの改造手術によって現在の名前と体になっている。
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:: 必殺技 - 頭突き
:: [[ネコ]]のぬいぐるみ型怪人。ウサコッツとは、彼がデビルウサだった頃からの付き合いで、彼とよく行動し、戦闘時には頭から角状の物がニョキッと出る(禿げた部分を隠すために施されたもので、角が出る仕組みは後から付けた)。
:: よく語尾に「-なの(-の)」をつけて話すなど可愛らしい印象があるが、[[糖尿病]]、[[四十肩]]、[[生活習慣病]]、[[円形脱毛症]]、[[加齢臭]]など、中年男性のような挙動をとる。ウェストポーチには糖尿病の薬を始め、たくさんの薬を常備している。ヒザに重度の[[関節痛]]も患っている(本人曰く「だましだまし付き合っている」)ため、普通なら川崎支部から歩いて10分圏内のかよ子宅に行くのにも命がけで、往復は不可能。基本的にネガティブで疑り深い性格で、ウサコッツがかよ子と仲良くしている度に「本当はウサコッツがかよ子に拷問を受けている」と考えている。また、レッドにイジメから助けてもらった際には素直に礼を言うなど、ウサコッツ程レッドに対する対抗意識は強くない。カーメンマン、ムキエビ、レッドからは「ねこ」、後輩怪人からは「デビル兄さん」と呼ばれている。
:: 11巻で「翼の会」や「海の会」のように、アーマータイガー(虎)・ヨロイジシ(ライオン)・スイゼン(チーター)を集めて「ねこ科の会」の結成を宣言するが、他の会が居酒屋でどんちゃん騒ぎしているのと比べて発起人の彼自身が糖尿を患っているため、会合ではお茶しか出(せ)ない。そのためメンバーは決して会合に乗り気ではなく、3人全員が欠席したこともある。
:: 『[[BAMBOO BLADE]]』に彼のイラストが登場したことがある。
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:: [[ひよこ|ヒヨコ]]([[カモ]])のぬいぐるみ型怪人。自分の体を改造するのが趣味。初登場時は普通に喋り、また動いていたが、回が進むごとに改造を重ねて機械的な動作が目立つようになり、喋ることもできなくなる。過度の改造によって音声システムにエラーを起こす事もある。また、忽然といなくなることが多い(ナレーター曰く「毎度の事」)。
:: 初期はビーム砲や通常の飛行能力程度だったが、改造がエスカレートするたびに、核ミサイルの搭載や米軍の戦闘機並の飛行能力(ドルゴン曰く「もはやSFの世界」)を有すようになる。果ては深海6500メートルから大気圏、宇宙空間など活動可能領域を増やしていき、大出力太陽光レーザー砲など近未来的な能力まで持つに至る。そのような能力以外にも、液体金属になったり、映写機に変形することもでき、カーメンマンに一家に1台は欲しいと言われている。しかし、一気に電力を消耗する能力を使用すると電池切れになり、その際には数時間の充電を要する。自分だけ得するような行動を執るなど、見た目によらず独善的でずるい性格。
:: 上記の様な装備から戦闘能力はフロシャイム中でも群を抜き、特に必殺技の1つである破壊光線は巻き添えを喰らったウサコッツを瀕死の重傷を与え、怪人の攻撃を苦もなく倒してきたレッドでさえ「今のはやばかった」とほんの一瞬だけ窮地に追い込んだ他、惑星を粉砕するほどの威力を誇る。「翼の会」で「フロシャイムの飛べる怪人で誰が最強か?」のテーマになった際、「能力が高すぎる」「別次元」「本気出したらアメリカの戦闘機レベル」と言う理由で真っ先に除外されたことから「フロシャイムの飛べる怪人」最強となっている。また己の強さを極限まで高めようと考えに考えた結果、ニセのサンレッドに弟子入りを志願するという結論に行きついてしまった(デビルねこ曰く「僕たち凡人には分からないレベルに達しちゃった」)
:: アニメ版では初登場時から普通に喋ることができなくなるほど既に改造しており、[[モールス信号]]のように頭部のランプの点滅で意思表示するようになっている。2期では、エフェクトの音声で単語程度の短い言葉を発するように変化する。また、嘴やランプの描かれ方が異なる。体色は原作では黄緑、アニメでは緑。
:; ヘルウルフ
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: 声 - 川本宗幸
: 必殺技 - ドメステッククラッシャー、ドメステックアーム
: 人型怪人。陽気でノリの良い性格だが、一度戦闘になると相手の息が絶えるまで攻撃を続ける残虐かつ凶暴な一面もあるとされる。合コン好きで、人数合わせのため後輩を集めたりする。しかし、合コンに飛び入り参加する事になったヴァンプに女性陣の人気を取られ、直後飲み屋でサンレッドに泣きじゃくる。その後レッドと飲みに行った際、絡んできた一般人と一触即発状態になりかけたレッドを宥め、自身がレッドに暴行される。この話は自身で何度も口に出している。今ではよくナイトールを誘っているらしい
: 手首から先を切り離して遠隔操作できるが、作中では這ったりよじ登ったりして前進しており、自力で浮遊できるかは不明。
: キャラクターとして目立った登場は少なく、相槌を打つような役回りでしばしば登場する。原作ではメダリオやカーメンマンにタメ口で話すシーンがあるが、アニメ版では入社年度が書かれた履歴書が登場しており、カーメンマンより後輩であるため、敬語になっている。ただし、アントキラーが敬語で接している事から、アントキラーよりは先輩であるらしい。また、アニメでは両指を鳴らしたりファンキーな喋り方をしたりと陽気な性格がより強調され、口の描き方も異なっている。
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: 必殺技 - ショッカーパウダー
: 意思を持った無数の[[カビ]]の胞子が集合合体した怪人。本部から川崎支部へ派遣される。
: 動くだけで周囲に毒胞子を撒き散らすため、カビ毒に弱いヴァンプ将軍ほか、仲間からは避けられている(特にヴァンプのカビ嫌いに対してはふてくされてしまった)。口が無く喋れないためにカビの胞子で文字を作ったり、立て札に文字を書き自分の意思表示をしている。また、梅雨の時期にはパワーアップし、「[[千と千尋の神隠し]]」のカオナシのように、メダリオやカーメンマンを取りこんで喋ることができた。その後、アントキラーのマンションに同居する事になった(しかしカーメンマンが同居していたこともあって部屋中がカビだらけになった)。現在は病弱な近所の老人の秋山さんを取り込んで、その家に住み着いている。これは秋山さん本人が希望したことであり、寝込みがちだったのがカビラのお陰で外出が容易になった
: 名前のモデルはそのまま[[川平慈英]]と思われ[[ジョン・カビラ|ジョンカビラ]]という生き別れの兄がいる。
; アゲハンドラー(水道管アゲハ)
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: [[セミ]]の怪人。現在はマスクドフォームと呼ばれる幼虫形態で、全身を覆う殻の防御力はフロシャイム中でも最強の部類を誇る(ダイヤモンドより硬い皮膚を持つ異形型怪人ネットルも彼と同等の防御力を誇る)。
: 脱皮(キャストオフ)を重ねることで成長し、最終的に羽虫形態になるらしい。しかし、それがいつの日になるのかは当の本人すら不明で、アニメでは「羽化さえしていれば」が口癖となっている。すでに脱皮を何度か経験済みだが、失敗して下半身が殻の中にくっついた状態になることも多い。川崎支部所属の怪人の中でも飛行能力がある者のみ加入できる「フロシャイム翼の会」に加入する日を夢見ている。アニメ版では入社歴20年とされている程の古参であるが、羽虫形態になれずに未だにパッとせず、フロシャイム内の立場が微妙なため戦闘員達からも将来を心配されている。
: 合コンで出会った[[天童よしみ]]似の女性・みき(声 - [[野川さくら]])と付き合っている上に同棲しており、「だっぴー」「ミキティー」と呼びあっている。また本人は交際がバレてないと思っているが、戦闘員たちには完全にバレている。出会った当初は彼女の強引さを鬱陶しがっていたが交際が始まると溺愛し、みきが辟易とするぐらいに束縛している。
; ゴタ
: 声 - [[中村俊洋]]
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; 闇の使者 ギルム
: [[コウモリ]]の怪人。本名はギルムだが、手違いでフロシャイムでは異名の「闇の使者」で登録されており、当初はヴァンプからも「闇の使者君」と呼ばれていた。
: 普段はフード付きのマントを被って顔を隠した怪しい風体をしており、フードを外して初めてコウモリと分かる。その名の通り夜戦ではフロシャイムでも1、2の強さを誇るが、体質として夜に弱いため、あまり意味がない。
: 見た目に反して几帳面かつ非常に臆病で他ならぬコウモリが苦手。また非常にフレンドリーで話好きな性格をしている。飲み屋で出会ったレッドに部屋にコウモリが入ってきた話を2度行い、それがレッドのツボに入ったため、以後飲み友達となる。
: 第177話では「闇の王」と名乗る何かに「闇の使者」として付き合い接待をしている話をしている。